研究テーマ

2009年 ラタン収納ボックス

自然の素材を現代の暮らしに

日本では「籐(とう)」という名前でおなじみのラタンは、ヤシ科トウ属の植物の総称です。その多くはツル性で、曲げに強く、軽くて丈夫。しかも肌合いがなめらかで美しいところから、家具やカゴなどさまざまな用途に利用されてきました。

この素晴らしい素材を生かすのが、独自の手法で丁寧に編み上げる手仕事の技術です。ラタンが自生するベトナムでは、古くからラタンの製品が多くつくられ、その技術が受け継がれてきました。無印良品の定番商品、ラタン収納用品も、ベトナム北部の農家の人たちによって一つ一つ手づくりされたもの。熟練した編み手さんは素早く正確に編み上げていきますが、それでも、1日につくれる数は1~2個程度だといいます。

無印良品では、現代の暮らしによりフィットさせるため、このラタン収納ボックスを積み重ねできるようにしました。無印良品のモジュールに合わせていますので、スタッキングシェルフに収めたり、組み合わせて積み重ねたりすることもできます。
天然素材のラタンを積み重ねられるほど均一に編み上げるのは簡単なことではありませんが、編み方を工夫し、かたちを整え、最終工程で入念にサイズを確認することで実現。自然の温もりと、きちっと積み重なる緻密さの両方を兼ねそなえた収納ボックスに仕上げました。

現在、ラタン収納ボックスは、長方形バスケット(大、中、小)、角形バスケット(大、小)、ランドリーバスケットなどの12種類が販売されています。

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