研究テーマ

2004年 化粧水

2004年 化粧水

基本に、こだわる。

世の中に出回っているスキンケア用品の多くは、どんな有効成分が入っているかを競い合い誇示しています。もちろんそれも気になるところですが、スキンケアでもっとも多く使われている成分は「水」だということをご存じでしたか? 商品の裏面にある成分表示の最初に「水」と書かれているのも、原料として水を一番多く使っているからなのです。

スキンケアの主成分は、水。だから、無印良品は、「水の質」にこだわりました。

探し求めて見つけたのは、岩手県釜石の洞窟から汲みだされる天然水。雨や雪が山にしみ込み、数十年かけて厚い岩盤を通るあいだにゆっくりと濾過された、飲んでもおいしい水です。
粒子が細かく、不純物も少なく、肌へのなじみやすさを測るpH値は涙とほぼ同じ弱アルカリ性。肌の角質層にまでしみこむようなこの超軟水を、スキンケアの原料として贅沢に使い、うるおい成分や整え効果のある果実エキスを加えて、無香料、無着色で仕上げました。

この化粧水は発売以来ご好評を得て仲間を増やし、今では「敏感肌」「バランス肌」「エイジングケア」「オーガニック」の各シリーズに。容量も基本的な200mlに加え、大きな容量の400ml、携帯用の50mlを揃え、使い方によって選べるラインナップになりました。

化粧水はもちろん、この天然水は乳液や美容液にも使われています。目立つところではないけれど、もっとも基本となるものを大切に。これからも無印良品は、スキンケアのベースになる「水」にこだわり続けていきます。

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