研究テーマ

2008年 アロマディフューザー

2008年 アロマディフューザー

「感じいい」を、かたちに。

植物のナチュラルな香りは、心や体を癒してくれます。無印良品では、2002年のエッセンシャルオイル発売以来、アロマポットやアロマウォーマーなどの道具も含め、自然のちからを暮らしに取り入れる提案をしてきました。そんな流れの中で、もっと効果的に香りを楽しめる道具を求めて生まれたのが、このアロマディフューザーです。

香りとミストを超音波で拡散させるアロマディフューザーは、火を使わないため安心で、熱による香りの変化を防げるのも特長。ふだんの暮らしの中で本格的にアロマを楽しみたい方には最適な道具です。ただ、市販のそれはインテリア的な要素が強く、価格が高いこともあって、普及するまでには至っていません。

そこで、「部屋に置いても邪魔にならず気軽に買える価格」をコンセプトに、新しいアロマディフューザーの開発が始まりました。こだわったのは、それだけではありません。香りを効果的に拡散させるためにミストの粒子の大きさや吹き出し角度などを研究し、LEDライトの灯りがきれいに見えるよう素材の色選びも徹底しました。

デビュー後は予想を超える反響で、2008年から現在までの発売数は65万台。性別や年齢を問わず幅広い方に支持され、一家に2台、3台と所有している方もあるほどです。
この秋からは、玄関やトイレ、オフィスのデスク、旅先のホテルなど、狭いスペースでも使えるコンパクトタイプも登場。感じいい暮らしのために、仲間を広げています。