研究テーマ

1982年 クラフト封筒

包まず、そのまま。

年賀状の代わりに携帯メールで新年のあいさつが飛び交う現代、手紙の需要は少なくなっていると言われます。とはいえ、相手を特定できる、書面として残せる、などの利点は捨てがたいもの。また、手書きの文字や絵手紙で想いを伝えたり相手を楽しませたりできるのも、手紙ならではの味わいです。
28年前に生まれ、今なお販売されているこの封筒は、いったいどのくらい多くの人の「想い」を運んでくれたことでしょう。

素朴な封筒にも、小さな工夫があります。素材は丈夫なクラフト紙。漂白していないので破れにくく、領収書入れや月謝袋、お金や書類の受け渡し袋など、手紙以外のさまざまな用途にも使えます。大きさは定型郵便物として最大のサイズ。長い辺が開いて、A4三つ折りが簡単に出し入れできます。

そして包装は、紙の帯タグを巻いただけ。ポリ袋に入れていないから、手で触れて紙の質感もわかります。お客さまからは「クラフト紙のしっかりした厚みが頼もしい」という声が寄せられました。

一見なんの変哲もないシンプルな商品ですが、同じ年に発売された再生紙ノートとともに、ロングセラーに。素顔のステーショナリーの代表として、多くの方に愛用されつづけています。