研究テーマ

2004年 PET詰替ボトル

2004年 PET詰替ボトル

詰替える、という発想。

家具の一つひとつが部屋の印象を左右するように、シャンプーやボディソープなどのボトルで、水まわりの印象は大きく変わります。

この商品を開発する以前、400軒にのぼるお宅を訪問し、お風呂や洗面所を調べたことがありました。そこから見えてきたのは、色や形の違う主張の強いボトル類が氾濫していること。空間をもっときれいに見せられないだろうか━そんな思いから、お風呂や洗面所が整う詰替ボトルをつくることにしました。

形のお手本にしたのは、冷蔵庫のドアポケットに収まる角型の「牛乳パック」。多くの人になじみのある、安定感のある形です。立方体は、見た目よりも容量はたっぷり。それでいてコンパクトで、無駄なスペースをつくりません。水まわりの狭いスペースでも、置いてみるとピタリと収まります。
ボディの色は透明に。透明なら、中身の残量が一目でわかりますし、液体そのものの色がきれいに見えて洗練された空間に変わります。
手になじむように、角の部分は丸みのあるデザインにしました。

その後、カラーについては遮光性や識別のご要望に応えて、白・グリーン・ブラウンの3色を追加。容量は250ml、280ml、400ml、600mlの4タイプを揃え、さまざまな詰替え容量に対応しました。

こうした詰替容器に対するお客様の関心はとても高く、たくさんのご意見やご要望が寄せられます。関連品へのリクエストも多く、その中からボトルの識別ラベル、識別リングがつくられました。また、2014年には、ボトルを洗うのに便利な「隅まで洗えるボトル用ブラシ」も発売。身近なことに目を凝らしながら、「感じ良いくらし」のための小さな工夫は今も続いています。

[ネットストア]
ポーチ・小分け容器 > PET詰替ボトル
隅まで洗えるボトル用ブラシ