研究テーマ

2007年 フライパンでつくるナン

2007年 フライパンでつくるナン

手作りを手軽に

カレーなどのインド料理に付くパンとして、日本でもおなじみになってきたナン。インドやパキスタン、中央アジアで広く食べられているパンですが、実は一般家庭で焼かれることは、あまり多くないといいます。というのも、ナンを焼くにはタンドールと呼ばれる本格的な土釜が必要なため。そのため、ナンの本場でも、人々はレストランで食べたりお店で焼いたものをテイクアウトしたりすることの方が多く、家庭ではチャパティという薄焼きパンを鉄板で焼いて食べます。

そんなナンを、日本で、しかも家庭で簡単に焼くことはできないだろうか。そう考えて生まれたのが、この商品です。生地のつくり方は、ミックス粉に水とサラダ油を加えて練るだけ。それをこねて伸ばしてフライパンで焼くだけで、ふんわりしたナンが自宅で手軽に作れます。粉の配合を工夫していますので、通常使われているヨーグルトやイースト菌などを加える必要もありません。

フライパンで焼くだけですから、形や味のアレンジも自由。日本でよく見られるのは草鞋(わらじ)型をした平たいナンですが、インドでは二等辺三角形やヘラ型、パキスタンでは丸型、ウイグルでは中央に穴のあいたベーグル型がつくられています。そんなことをイメージしながら、形を工夫するのも楽しいかもしれません。またピザ用のチーズなどを使った、アレンジメニューも楽しむことができます。

おいしさと手軽さで好評を博し、カレーとともにヒット商品に。
同じような考えでつくられた、「フライパンでつくる米粉入り薄焼きピザ」も発売されています。

[ネットストア]
フライパンでつくる ナン 200g(4枚分)
フライパンでつくる 米粉入り薄焼きピザ 150g(3枚分)