研究テーマ

2001年 ナイロンメイクボックス、2004年 ポリプロピレンメイクボックス

2001年 ナイロンメイクボックス、2004年 ポリプロピレンメイクボックス

プロの道具箱から

メイク用品は形も大きさも用途も多種多様です。細々としたものも多く、それらをまとめてすっきり収納できる、機能的で便利なメイクボックスが求められていました。

開発にあたって私たちが参考にしたのは、メイクアップアーティストやメイク学校の生徒さんたちの持ち物です。その世界の人にとって、メイク用品は仕事道具。職人さんが道具類をコンパクトに収納して持ち歩く道具箱と同じように、収納の知恵が潜んでいるはずです。それをヒントに、使う場所を選ばず、収納性が高く、携帯にも便利なメイクボックスをつくることにしました。

素材は、汚れにくく掃除がしやすいナイロン素材に。色はメイク用品の色が引き立つ黒に。サイズは、化粧水などのボトルをそのまま立てて入れられる高さに。パウダー系の粉が飛んでもすぐに掃除ができるように、ブラシケースは透明に。小物を入れるメッシュのポケットを付け、フタを開けたまま使えるように支えも付けて…さまざまな工夫を凝らして、機能的なメイクボックスが生まれました。メイクのプロに学びながらスタートしたものですが、今では、たくさんのプロの方にも愛用されています。

3年後には、持ち歩かないタイプの、収納性を第一に考えたメイクボックスも生まれました。こちらは、汚れても洗い落とせるポリプロピレン素材。ナイロンメイクボックスともモジュールを統一してあるので重ねて使え、さまざまに組み合わせて自分なりのメイクボックスをつくることができます。お客様からは、救急箱や画材入れ、おむつ入れなどに使っているといった声も寄せられ、工夫次第でカスタマイズできる楽しさを教えられました。

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