研究テーマ

1992年 再生紙クラフトデスクノート(スケジュール)

空白という自由

再生クラフト紙でつくられた、横長のデスクタイプスケジュール帳です。

このデスクノートの原型は、無印良品の創立時からアートディレクションを手掛けられた、今は亡き田中一光さんの机の上にありました。まっ白なパネルボードに、お手本となったスケジュール帳と色見本帳だけが置かれたシンプルな仕事机でした。

ノートの中身は1週間分の枠線と曜日だけで構成されていて、日付や時刻は入っていません。数字が入っていないので、自分で日付や時間軸を割り振ることができ、1年の途中からでも、年をまたいでも、その人のペースに合わせて使えます。またアイディア次第で、1週間に2枚使ったり、目的や用途で区切ったり、メモを貼り付けたりすることもできます。

お客さまからも、さまざまなアイディアが寄せられました。家族のスケジュールを分けて記入している人、日記帳にしている人、猫の飼育記録に使っている人…数字を入れないことで、用途が自由に広がっていったのです。

その後、A5の見開きタイプも加わり、無印良品の考え方を示す代表的な商品となりました。

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