まんが王国とっとり
2012年は鳥取県が地域のマンガ・アニメカルチャーの豊かさをアピールする
「まんが王国とっとり」を建国した、
記念すべき年であることをご存じでしたか?
私たちが鳥取県に入った週末には、偶然にも米子(よなご)で
「国際マンガサミット鳥取大会」が開催されていました。
鳥取県は、『ゲゲゲの鬼太郎』の著者である水木しげる氏を始め、
『名探偵コナン』の青山剛昌氏や『神々の山嶺』の谷口ジロー氏など、
多くの著名なまんが家を輩出してきた県であり、
この素晴らしい鳥取県自慢の「まんが文化」を世界に広めていこうじゃないか!
ということで、「まんが王国とっとり」を建国したそうです。
といっても、鳥取県のまんがによる町興しは今に始まったことでもありません。
水木しげる氏の故郷・境港市には、1993年に
水木しげるの代表作である『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』『河童の三平』
に登場する妖怪をモチーフにした銅像を設置する「水木しげるロード」を設置。
また、米子から境港市までをつなぐJR境線では、
「鬼太郎列車」が同年から運行されています。
普段、キャラバンカーで移動している私たちですが、
せっかくなので車を置いて、「鬼太郎列車」に乗って境港へ行ってきました!
各駅名には、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪名がついていて、
出発は「ねずみ男」駅(米子駅)から。
車内も鬼太郎一色で、アナウンスは鬼太郎と猫娘の声優さんが担当♪
もちろんれっきとした移動手段であり、地元の乗客も多く乗っているので、
はしゃぎ過ぎてはいけませんが、
なんだかアトラクションの一種のように、ワクワクしました!
45分ほど電車に揺られ、ついた先は「鬼太郎」駅(境港駅)。
ゲート(写真下)をくぐって、いよいよ"妖怪の国"へと入国すると
そこには水木しげる氏の世界が広がっていました。
浮き立つ気持ちを抑えながら水木しげるロードを進むと、
なんと!!!
向こうから鬼太郎が歩いてくるではありませんか!
あまりにも自然に歩いていたのでビックリしましたが、
さすがは人気者、すぐにみんなに囲まれていました。
平日にもかかわらず、この人だかりです。
これまで他の地域でも、キャラクターによる町興しは見てきましたが、
ここまで徹底して行っている町は初めてだったかもしれません。
町と鉄道と市民、すべてが協力しないと、こうした町興しは難しいと思いますが、
その壁を乗り越えて実現しているとは素晴らしいですね。
「まんが王国とっとり」が次に何を仕掛けてくるか、楽しみです。
冬支度
鳥取県では、米子近くの無印良品 イオンモール日吉津に
お邪魔してきました。
店長さんいわく、
「鳥取って西日本なので温かく思われがちなんですけど、
北陸と同じ日本海側でして、冬はとっても寒いんですよ」
とのこと。
店長さんは冬に雪で電車が停まって家に帰ることができず、
年末年始をお店近くのホテルで過ごしたこともあるんだとか
。
最近めっきり寒くなってきましたが、
これからもっと寒くなると思うと身震いしてしまいますね。
そんな冬に備えて、これからの時期活躍すること間違いなし!な、
こちらの人気商品をご紹介いただきました。
「タッチパネル手袋」です。
3本の指先部分に導電性の糸を編み込んであり、
手袋をはめたままで、タッチパネルの操作ができるんです!
私たちも去年から愛用していますが、寒い中で手袋をはずさずに
スマートフォンをスムーズに操作できて気に入っています。
今年も間違いなく活躍してくれそうですが、
願わくは、もうしばらく手袋をはめなくてもいい気候が続きますように
。