敬老の日におすすめの贈りものとしてご紹介している、
栃木県小山市周辺で育てられたスプレーバラを使ったブーケ。

前回の"サラ"に続いて、今回は最終回"ファンシーローラ"を
ご紹介します。

ファンシーローラは、淡いピンクのスプレーバラ。
ドラフトワンやサラに比べると
ぱっと見は個性的ではありませんが、
実物は、花びらがふりふりしていて、とってもかわいい品種です。

ファンシーローラを育てている生産者さんのハウスを
2ヶ所見学させていただいたのですが、
最初の生産者さんは、小山市周辺で、
最初にロックウールでバラの栽培を始めた方。

今から約25年前のことです。

それまでは、土耕栽培で野菜をつくっていましたが、
品種もたくさんあって、きれいなバラを育てたい、
ということで、バラ栽培を始めました。

当時は、ベテラン生産者さんたちの反対も多かったそうですが、
今では、多くの方がロックウールを使った栽培方法を
取り入れています。

作業スケジュールは、お話を聞かせてくださった農園主の方が
立てていますが、
スタッフの方たちも、それぞれ品種ごとに責任を持って
管理をしているそうです。

新しい株も、すぐに採花することができますが、
2回のアーチング作業が終わるまでは、じっとがまん。

きれいな花を咲かせるための株をつくります。

ご紹介している3品種とも、とてもかわいい品種。
そして、とても品質のいいバラを育てている生産者さんたちです。

今までたくさんお世話になったおじいちゃん、おばあちゃんだから
大切に育てられた、品質のよいスプレーバラを贈って
楽しんでもらってください。

最後におまけ。

4件のハウスを一緒にまわって、お話を聞かせてくださった、
バラ部会の部会長さんの車をご紹介。

昭和44年生まれのスカイラインです。
もちろんエアコンなんてついていません。

ハウスの中は暑いから、エアコンなしの車で練習だね！
ということで、他にエアコン付の車もありましたが、
このスカイラインでまわりました。

うちわと、500ｍｌのペットボトルをおともに
8月のとっても暑い1日、有意義な時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございます！

Flower MUJI スタッフ　Ｍ