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暑い夏も保ちのよい南国のお花。クルクマ

2013年08月07日

クルクマというお花をご存知ですか。

熱帯性の球根植物で、暑さに強いのが特徴です。
花が保ちにくい夏でも長くお楽しみいただけます。

最近ではガーデニング用の品種も増え、
たまにお庭などに植えられているところも見かけるようになりました。
南国らしい雰囲気で、夏におすすめのお花です。

クルクマのお花に見える部分は苞(ほう)と呼ばれ、ピンクや白、グリーンなど
色や大きさも様々です。クルクマはこの苞の部分を鑑賞します。

クルクマのお花は、苞の間に咲きます。
苞(ほう)の色も様々ですが、お花の色も品種によって様々です。
運が良ければ、お花を観賞することもできるかもしれません。

Flower MUJI で8月限定でご紹介しているクルクマは、福岡県糸島市で育てられたもの。
糸島市は福岡県の西に位置し、玄界灘に近く、対馬暖流の影響を受け、温暖な地域です。
その気象条件を活かして、約20年前からクルクマの栽培を始めました。

糸島の生産者さんたちは、とても積極的。
産地での日持ち試験を行ったり、週1回、生産者さんが集まって目合わせ会を行い、
品質を確認しています。
今年のテーマは、ずばり「日持ち」だそうです。期待できますね。

熱帯性の植物のため、もともと暑さに強い性質を持っており、
その中でも苞(ほう)の固い、保ちのよい品種を選んで栽培していますが、
そんな糸島のクルクマをさらに長く楽しむコツは日々のお手入れ。

他のお花と同じように、常に水をきれいに保つことに加えて
午前中に、額に水が溜まるくらい、霧吹きで保湿をするとさらに長く楽しめるそうです。

撮影の終わったクルクマを、オフィスの受付に飾っていましたが、
約2週間楽しむことができました。

かたちが個性的なお花なので、そのままシンプルに飾るだけで南国らしさを楽しめます。
少しずつ切り戻して短くなって、本数が少なくなっても絵になります。

生産を始めた当初は、蓮の花に似ていることから、仏花として使用されることが
多かったそうですが、
いろいろな用途に使ってもらえるように品種を増やそう、という産地の姿勢が伝わり、
最近ではウェディングの装花や、ホテルやレストランの装飾にも使ってもらえるようになりました。

夏は暑さでお花が保たない、という理由で
お花を飾るのをお休みされる方もいらっしゃると思います。
そんな方にもおすすめのお花、クルクマ。
クルクマを飾って、夏らしさを楽しみませんか。

[ネットストア] 8月限定 クルクマ

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