各国・各地で Flower MUJI

自然の力を上手に利用したハウスで育ったダリア

2013年09月18日

華やかな花を咲かせるダリア。
咲いた花の形や、その華やかさが牡丹(ボタン)の花に似ているため、
和名では「天竺牡丹(テンジクボタン)」と名付けられています。

Flower MUJI でお届けするダリアは岐阜県の農場で育てられています。
7月にご紹介したアンスリウムと同じ農場です。
アンスリウムの産地紹介はこちら

アンスリウムと同じく、環境に配慮された設備の揃うハウスの中で育てられていますが、
アンスリウムとダリアは成長する上で好む環境が全然違います。

熱帯地域で育つアンスリウムは、湿度が高い場所を好み、強い日光が苦手な植物です。
そのため、アンスリウムを育てているハウスは、他のハウスより遮光性が高く、
湿度を保つため、天井が低くなっています。

逆に高冷地の気候を好むダリアは、日当たりが良く涼しい環境が必要なため、
天井が高く、ハウス内もずいぶん明るいです。

夏の暑い時期にも、できるだけ涼しい環境が必要です。
ここでは冷房は極力使用せず、自然の力で気温を下げる仕組みがあります。

ここの農場のハウスにはこのような壁が多くあります。
近くを通るとひんやりと冷たい空気が流れる壁。

たくさんの金属の板が重なってできていて、その間には水が流れているこの壁は、
フィルターの役目を果たしています。
反対側の壁には大きなファンが取り付けられていて、そのファンを回すと
外の空気がこの水が流れる壁を通り、冷やされる仕組みです。

この仕組みだけでも大変興味深いと感じたのですが、
更に、ハウスによってこのフィルターの厚みが違い、それによって温度コントロール
がしやすくなっているというのです。

ダリアのような涼しいところを好む植物はフィルターが厚く、冷却効果が高いハウスに。
アンスリウムのようなあたたかい気候を好む植物を育てるハウスはフィルターが薄く
なっているそうです。

冷房の設定温度を変えるのではなく、自然の力・仕組みで、ハウス内の環境を
ここまで変えられることに、とても驚きました。

こちらは挿し木したばかりの赤ちゃん苗の部屋です。

湿度を保つために白いシートをぴったりと被せて、発根を待ちます。

発根してきた苗です。

お届けする鉢は高さ35~45cmの大きさ。
こんな小さな苗が数ヶ月かけてぐんぐんと成長し、花を咲かせてくれるのです。

環境に配慮されたハウスで育ったダリア。
うまく育てていただければ、毎年楽しめるお花です。
初秋にぴったりの色を取り揃えました。
ぜひお楽しみください。

[ネットストア] 9月限定 ダリア

  • プロフィール Flower MUJI スタッフ

最新の記事一覧

カテゴリー一覧