各国・各地で Flower MUJI

はなやかダリアの産地、山形に行ってきました

2012年10月03日

ダリアは、その大きなサイズとはなやかさで
ブライダルなどで人気の高いお花です。

人気はあるけれど、繊細なお花なので
お花屋さんの店頭では敬遠されることもあります。

昨年、Flower MUJI でご紹介したときに
撮影のために届いたダリアを見て
とってもきれいで、しっかりとしていたので
さすが置賜!これなら大丈夫と思いました。

昨年も仕入担当が置賜にお邪魔しましたが、
私は、今年初めてお伺いすることになったので
とても楽しみにしていました。

とっても広い圃場を想像していましたが、
意外とこじんまりとした広さ。
生産者の方も、ダリアだけでなく、お米や野菜などの生産も
されているそうです。

それなのにこのクオリティー。
大変じゃないですか、とお聞きしたところ
大変だけどね、とのこと。

今回ご紹介している"マナーサンセット"は
つぼみが開きかけたときは、とってもあざやかな色。

咲き進むにつれて、名前のとおり、夕暮れのような
赤に近い朱色になります。

太陽の下で見る花色はほんとうにきれいでした。

"黒蝶"は、小さなつぼみのうちから、深くてきれいな色。
ずっと眺めていたいような、神秘的な色です。

置賜のダリアの特徴は、そのきれいな色と花の大きさ。

大きな花を咲かせるために"芽かき"と呼ばれる作業が
欠かせません。
葉の根元に出てくる、小さな芽を手作業で取り除きます。

咲かせる花に栄養分を集中させるために
できるだけ、小さなうちに取り除くのがよいそうです。

お伺いしたのは、ちょうど稲刈りの真っ最中。
超多忙の合間を縫って、芽かきの作業を行っています。

圃場で首が折れてしまったダリアをもらって
捨てるにはきれい過ぎて、家に持って帰りました。

繊細なダリアは、水が下がって、帰りの新幹線では
しなしなでした。
そのまま枯れてしまったり、花びらが散ってしまうものもありますが、
さすが置賜のダリア。

水を張ったグラスに浮かべておいたら
翌朝には、ピンときれいな花びらに戻っていました。

他のお花に比べると、お楽しみいただける日数は
少し短めですが、その欠点を補って余りあるきれいさ。

残業が少ない頃や、外出の予定がない週末にあわせて
ダリアを楽しんでみてください。

Flower MUJI スタッフ M

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