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実つきと樹形にこだわった果樹

2013年09月11日

Flower MUJIでご紹介している「育てて楽しむ果樹」
レモン、ゆず、すだちなど、柑橘系7種類全ては愛知県蒲郡市にある生産者さんのもとで
育てられています。
蒲郡市は南は三河湾に面し、北側三方は山々に囲まれた、自然豊かなところです。
一年を通じて温暖なため、その気候を活かし、みかんの栽培が盛んです。

6月に生産者さんを訪ねて蒲郡市の農場へ行ってきました。
山に近づいていくにつれ、ハウスやみかん畑が道の両側に増えてきます。
通常、外で育つみかんは花が咲く時期ですが、ハウスの中のみかんの木には
もう大きくなった緑色のみかんがついていました。

農場につき、車を降りると爽やかな甘さのいい香りがしてきます。
果樹が並ぶ場所に近づくにつれ香りが強くなり、その香りのもとが果樹に咲く花からだと
気付きます。

柑橘系の花は香りもよいですが、可憐な純白の花姿も美しく観賞価値があります。

ちなみにレモンは、つぼみのうちは淡いピンク色をしていますが、開くと白い花になります。

こちらの生産者さんは果樹を育てるにあたり、実つきと樹形にこだわっています。

まずは実つきについて。

もともとはここでは代々、果物のみかん栽培をされていました。
みかん栽培に必要な実をつけるための技術や知識を活かし、ただ果樹を育てるのではなく、
実が楽しめる果樹づくりにこだわって育てています。

おうちでの栽培で実をならせるためには、日照や気温といった環境条件や、水やりなどの
管理は大切になりますが、実がなりやすい木であることも大事なこと。

柑橘系の果樹は、一度実をつけた木には翌年も実がつきやすくなるそうです。
つまり苗木から育てた木に、はじめての実をならせることはとても重要なことです。
お届けする果樹は実つきの状態でお届けいたします。

もうひとつの樹形へのこだわり。

お届けする果樹は、苗木を畑地に植え、自然の気象条件で育てる「露地栽培」という
方法で育てています。
ある程度育つと畑から木を掘りおこし鉢植えにして、その後も外の農場で育てます。
苗木を植えてから、出荷まで約2年半~3年半という時間がかかっています。

厳しい雨風や、太陽の強い光を直接受けながら育った木は、ハウス栽培の木より
しっかりとしまった幹に育ちます。
お届けする果樹には、風や雨によって葉がこすれたり、多少傷があることもありますが、
外でたくましく育った立派な証です。

そのままおいしく食べられる温州みかん、
使い方色々なレモンやゆず、
見ためも楽しめる大実きんかん、
ちょっとあったら嬉しいかぼすやすだち、ライム。

蒲郡でのびのびと、時には厳しく育った果樹は全部で7種類です。
収穫を楽しんだら、来年は素敵な花の香りを楽しみながら自分の手で実らせてみませんか。

[ネットストア] 育てて楽しむ果樹

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