行ってきました指宿（いぶすき）に。指宿は鹿児島県薩摩半島の南端に位置する南国で、砂風呂など温泉で有名な観光地です。
写真は、指宿のシンボル開聞岳という火山です。

指宿は気候が年間を通して温暖なため観葉植物の栽培に適していて、一大産地となっています。よく見かける種類の植物もありますし、初めてみる珍しいものもありました。

そんな指宿でスクスクと育ったグリーンをハンティングしてきました。

こちらはカシワバゴムバンビーノ。バンビーノとは「小さい」とか「可愛らしい」とかを意味するときにつけれられる呼称です。

カシワバゴムは、柏餅の柏の葉のような可愛らしい葉の形が特徴です。
商業施設などでも飾ってあるのをたまに見かけます。
葉のサイズが大きいので成長すると少しもっさりしてしまうのですが、バンビーノは葉が小さく可愛らしいです。
こちらの葉のアップの画像ではレタスのようにも見えます。

こちらはパンダガジュマルという、ガジュマルの一種です。

植物の名前は適当な流通名称がついていることがたまにあるので、パンダガジュマルもふざけてつけた名前かと思ったのですが、学名を調べてみると「フィカスパンダ」とあります。
フィカスは桑の樹の仲間という意味で、ガジュマルやゴムノキはこのグループに属します。そのフィカスのパンダということで、ちゃんとした名前でした。名前の由来に関しては追跡調査して参ります。

葉が愛らしく丸っこいのが特徴ですが、仕立て方もインパクトがあります。
親木からとった幹のズドンとした感じをそのまま活かしています。
これをそだてている生産者さんは、主にヤシの木など一般的な物を育てているのですが、パンダガジュマルがどうしても気に入ってしまって、ちょっとづつ育てているとのことです。まだまだ希少品種です。

指宿で探してきたグリーン達は、お部屋に飾りやすいようにシンプルな白い陶器鉢に植えてあります。いずれも数が限られていますので、お早めにどうぞ。

FlowerMUJI スタッフＮ