連載ブログ 緑のシェード

土の再生 ─緑のシェード実験 その23─

2011年10月12日

半年間ゴーヤを育てたプランターの土は固く、いかにも通気性が悪そうです。土は再生できるそうですので試してみました。ただゴーヤの場合、土を再生しても連作はできないので、別のものを植えます。

プランターの中は根っこがぎっしり。ほぐして根を取り除きます。
黒いビニールシートをかけて日に当てて殺菌します。虫が隠れていたりします。日光消毒が無理なら、熱湯をかけて20~30分置いておくという方法もあるようです。
念のため土のPHを調べてみました。6.5あたりでしょうか。7.0で中性ですから、6.5は弱酸性。ほとんどの草花や野菜に適した酸度です。酸性度合が高い場合は石灰を混ぜます。この酸度測定液はホームセンターで買えます。
  • 緑のシェード用植物の適正土壌酸度
      PH
    朝顔 6.5~7.5
    ゴーヤ 5.5~6.5
    キュウリ 5.5~6.5
    さつま芋 5.0~6.0

2日間ほどかけて日光消毒しました。プランターでゴーヤを上手に育てている人に習い、完熟牛糞を元の土の半分ほど入れてよく混ぜると、コチコチだった土がいい感じの柔らかさになりました。

プランターに入れ、虫が入らないようにビニールシートをかぶせて雨のかからないところに置いておきます。

土の再生は、来春植える時に行ってもいいのですが、日光消毒をしたかったので9月中に行いました。

  • プロフィール くらしの良品研究所所員
    H.Nさん

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