研究テーマ

各国・各地で

自然の色を着る。無印良品のオーガニックコットン

オーガニックコットントークイベント報告

去る8月29日、「オーガニックコットンインナー」のリニューアルを記念し、無印良品有楽町店にて「無印良品とオーガニックコットン」と題した特別公開講座を開催しました。

スピーカーを務めたのは、株式会社良品計画 衣服雑貨部企画デザイン室長の永澤。

まずはじめに、無印良品の歴史を紹介。
「素材の選択・工程の点検・包装の簡略化」という商品開発における3つの視点、そして「自然と。無名で。シンプルに。地球大。」というブランドが掲げるモットーを交えながら、30年以上にわたる無印良品のモノづくりの歩みを振り返りました。

懐かしいエピソードに会場のムードも和らぐ中、本題となる「オーガニックコットン」の話へ。

オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料を3年以上使用していない畑で育てられた綿花のこと。

無印良品では、年々オーガニックコットン商品を増やしており、現在では綿衣料のおよそ7割以上にオーガニックコットンが使われていますが、その取り組みにおける2つのポリシーを説明。

ひとつは、地球環境を守るということ。そしてもうひとつは、生産者を支援し、安心してオーガニック栽培を行なえるようにするということ。
環境にも人にもやさしい仕組みづくりの考え方に、参加者のみなさんは熱心に耳を傾けてくださいました。

続いて、オーガニックコットンインナーに実際に使われているコットンボールについて、写真を提示しながら解説。

無印良品では、生成りのコットンボールのほか、綿花自体にもともと色のついている「茶綿」を使用。オーガニックコットンインナーは、「生成」「茶色」「生成×茶色のボーダー」と色展開が限られていますが、これは綿花の自然な色をそのまま生かした「無染色」にこだわっているため。普段からオーガニック製品を愛用している方にとっては、やはり関心の高い部分だったようで、みなさん興味深げな様子でした。

そして、2014年秋冬にリニューアルされるオーガニックコットンインナーの改良点を紹介。お客さまから寄せられた声をもとに見直したポイントとして、「肌への優しさを考えた襟元」、「しめつけ感の少ない快適な履き心地」、「洗濯ラベル」の3点を挙げました。洗濯ラベルについては、プリントネームのインクが肌に当たるのが気になるという声が多かったため、取り外しやすいように粗ミシンで縫いつけた洗濯ラベルに変更しています。

商品開発におけるこだわりやオーガニックコットンへの取り組みについて、お話させていただいた今回の特別公開講座。「無印良品のオーガニックコットン商品を手に取る際は、モノづくりの背景を感じていただけたら嬉しい」―そんな締めくくりの言葉に、温かい拍手をいただきました。

オーガニックコットンインナー体験会報告

公開講座のあとは、体験会を実施。普段からオーガニックコットンインナーをご利用されている6名の方にご参加いただきました。

リニューアルされたオーガニックコットンインナーを試着した感想については、「縫い目がフラットなところが良い」「襟ぐりのラインが良い」「カップのフィット感が増した」などの声がありました。

「どんな洗剤を使えばいいか」という質問も。これに対し、商品開発担当者から、「できれば蛍光剤の入っていないものを。基本的にじゃぶじゃぶ洗濯して大丈夫。洗えば洗うほど柔らかくなります」とアドバイスさせていただきました。

インナーを購入するタイミングについても伺いました。無印良品メンバーなら10%OFFとなる「無印良品週間」を利用しているという声が複数あったほか、季節の変わり目や旅行の前に購入していることがわかりました。

また、公開講座で反応の大きかった「無染色」も話題に。自然のままの色を改めて実感するとともに、茶色の無地よりも生成×茶色のボーダー柄のほうが若々しく着用できるという意見もあがりました。

そのほか、たくさんの貴重なご意見・ご要望をいただきました。今後の商品開発のヒントとなる、お客さまの生の声を知るいい機会となりました。

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