研究テーマ

プロジェクト フットカバーの見直し

みなさんはフットカバーを履いたことがありますか?
フットカバーはつま先と踵のみを覆う形のフットウェアです。

甲の部分が広く開いていているため、靴を履くとフットカバーはほとんど見えないのが特徴です。

男性はデッキシューズやスニーカーに合わせて、女性はパンプスやフラットシューズに合わせて履いている方を多く見かけます。
夏場、一見すると素足に靴を履いているように見えるのですが、フットカバーを履いて靴から見えないように履く靴下です。特に女性の夏のフットウェアとしては定番になってきています。

  • パンプスと合わせて
  • スニーカーと合わせて
  • 革靴と合わせて
  • 甲の部分がレースタイプのもの
  • デッキシューズと合わせて
  • 履くとストラップのところだけが見えるデザイン
  • 花柄のフットカバー
  • パンプスからストラップ部分だけが見えるデザイン

このフットカバー、広く知られるようになったのはここ5年くらいでしょうか。ビジネスソックスやタイツ、ストッキングと比べると、フットウェアの中では比較的歴史の浅い商品といえそうです。

無印良品では「フットカバー」を約12年前から販売していました。
当時、アイテム数はとても少なかったのですが、次第に種類や色、サイズを増やしてきました。

現在では踵の内側に滑り止めをつけたもの、ストラップやベルトを付けたもの、そして指の部分が5本指や足袋型になった商品などを扱っています。また、綿や麻を使ったものもあれば、ストッキングのようにナイロンを多く使っているものまで素材も様々です。

無印良品のフットカバー

  • 滑り止め付き
  • ストラップ付き
  • ベルト付き
  • 5本指
  • 足首ベルト付き
  • 足袋

無印良品でもフットウェアの1アイテムとしてすっかり定番のフットカバーですが、改良のきっかけは開発担当者の会話の中から生まれました。

「フットカバーはみんな使ってる?」
「うん、でもいつも脱げちゃって。。。」

フットウェアについて話していると、フットカバーは脱げるという経験をしている人が思いのほか多かったのです。

実は私もその1人。
家から出て数歩歩くとスルっと踵から脱げて靴の中でくしゃくしゃに。たいていのフットカバーは歩いているうちに踵から脱げてしまいます。
フットカバーが土踏まずのところに移動したまましばらく歩き、立ち止まって履きなおすものの、またすぐに脱げてしまう。その繰り返し。

フットカバーは脱げてしまうもの

と諦めていました。

  • フットカバーが脱げたときの靴の中の様子
  • 脱げたフットカバーは、靴の真ん中あたりでくしゃくしゃに
  • 脱げるたびに履き直します

「フットカバーと靴の相性にも依るのかな」
「脱げにくいフットカバーもあるよね」
「歩き方のクセによって脱げやすい・脱げにくいがあるのかも」
「フットカバーが踵にひっかかりにくい形の人はずり落ちてしまうんじゃない?」
「フットカバーの素材にも依るのかも」
「脱げにくいように踵にゴムが入っているものもあるけど、脱げない代わりにアキレス腱の辺りが痛くなって・・・」
「階段の上り下りは脱げやすいよね」

と予想以上に盛り上がりました。
足から脱げてしまうことに関して、皆少なからず経験があるようです。

「お客様も同じような悩みを抱えているのかも」、「脱げる不満がなくなればもっと喜んでいただけるに違いない」

自信をもってお届けできる商品として、もう一度ゼロから見直そう。
こうして2013年の秋、フットカバー改良プロジェクトがスタートしました。
今回のプロジェクトでは、女性のお客様を対象に婦人用フットカバーの見直しを始めることにしました。