研究テーマ

3月4日(水)いよいよデビュー

9 3月4日(水)いよいよデビュー

フットカバーの連載もいよいよ最終回。

改良したフットカバーは、「つま先ワイド 脱げにくいフットカバー」として、3月4日(水)にデビューします。
※ネットストアでは3/5発売

[先行予約受付中 ]
つま先ワイド 脱げにくいフットカバー(婦人・えらべる) 21~23cm
つま先ワイド 脱げにくいフットカバー(婦人・えらべる) 23~25cm

これまでのフットカバーをゼロから見直し、多くの女性が求めているフットカバーを作りたい! という思いからスタートしたこのプロジェクトでは、多くの女性にご意見やご要望をいただきながら一緒に作ってきました。

3200人の方がインターネット上でアンケートにご回答くださり、一部の方には出来上がった試作品をモニターとして使用していただき、グループインタビューで実際にフットカバーを履いて試作品の良いところや気になるところを教えていただきました。

ご協力いただいたみなさんと一緒に理想のフットカバーを模索し、向井さん、藤原さんにはそれを形にしていただき、試作と評価を繰り返してようやく完成しました。
このフットカバーは、普段フットカバーを愛用している3200人の女性と、吉谷靴下株式会社のみなさんと、無印良品が一緒になって作った、コラボレーション商品です。

今回は、このフットカバーの特長と、フットカバーを着用するときのポイントをご紹介します。

このフットカバーは、商品名「つま先ワイド 脱げにくいフットカバー」の通り、つま先がワイドになっていて、足から脱げにくくなっています。

特長をまとめると、この3つです。

  • 脱げにくい
  • 痛くない(つま先、アキレス腱付近)
  • 靴から見えにくい

それぞれの特長をもう少し詳しくみていきます。

特長①

まず、今回の一番のポイントは、「脱げにくい」ということです。

私たちだけでなく多くの女性が感じていた「脱げる」という不満を解決するため、履き口の裏側にぐるっと1周、ダウンストップという滑り止め効果のある糸を編み込みました。履き口の裏側にダウンストップを使うことにより、フットカバー全体がずれにくくなり、踵からだけでなく、横からもつま先からも脱げにくくなっています。

ダウンストップが入っていることは外側から分からず、もちろんその糸が肌に当たっているという感覚もありません。

(※ダウンストップはゴムのように伸び縮みするポリウレタン糸を芯として、その周りにナイロンを巻き付けた繊維です)

特長②

商品名に「つま先ワイド」とあるように、指の形に合うように横幅を広くし、編目を大きくしました。履いたときに生地が伸びやすく、痛みがでにくくなっています。

つま先部分

また、履き口のところのゴムは締め付けていないので、アキレス腱付近が痛くなりにくくなっています。

特長③

靴から見えにくくなりました。

「靴から見えない方がいい」、「靴から見えてしまうから靴と同色のフットカバーを選んで目立たなくする」という意見を多くいただいたのですが、靴から見えないように生地の量を少なくすると、脱げやすくなってしまい、両方を叶えることはすごく難しいことでした。

しかし、履き口のダウンストップによって皮膚とフットカバーがずれにくい(脱げにくい)ので、つま先部分の生地の量を少なく、靴から見えにくくすることができました。

ここからは今回のフットカバーを上手に履いていただくためのポイントをまとめました。

着用するときのポイント

前後の見分け方

つま先側(前)と踵側(後ろ)を間違えないように履いてください。

座談会形式のグループインタビューでは、「新品の状態では間違えなくても、洗濯したあとは間違えやすい」、「前後の区別がつきにくい」という意見をいただいていました。
でも、このフットカバーの見分け方は簡単です。

フットカバーを置いてみると、タテ方向に縫い目が入っています。これが履くときの目印になります。この縫い目が踵側の足裏にくるように履いてください。

前と後ろを間違えて履いてしまうと、踵と生地の形が合わないので足から脱げやすくなることがあります。また、踵側の方が大きくできているので、つま先側に履くと靴から見えやすくなります。履くときに縫い目を確認して履いてくださいね。

長く愛用していただくために

フットカバーと靴の組み合わせについて

フットカバーとそれに合わせる靴は、自分の足に合ったサイズのものをおすすめします。今回のフットカバーは21~23cm(ネット限定販売)と23~25cmがあります。フットカバーが大きいと脱げやすくなってしまい、小さいと痛みが出やすくなってしまいます。
また、大きめの靴を履くと歩くたびに靴とフットカバーが擦れるため、毛羽立ちや毛玉ができやすくなってしまいます。

お手入れについて

このフットカバーは、ポリエステル(95%)とポリウレタン(5%)からできています。
タンブラー乾燥(回転式の乾燥機などによる乾燥)をすると縮むことがありますので使用は避け、洗濯後は形を整えて日陰干ししてください。

いかがでしたか?
試行錯誤しながらも完成したフットカバーは、私たちが自信を持ってオススメできる商品になりました。
そしてみなさんにもその良さを実感していただける商品になったと思います。
フットカバーがすぐ脱げてしまう、痛くなるという悩みをお持ちの方には、是非お試しいただきたい商品です。

形はとってもシンプルなので、使いやすくどんなコーディネートにも合わせやすくなっています。

商品の詳細については、発売日3月4日(水)にお知らせします。

最後にプロジェクトにご協力をいただきました皆様、本当にありがとうございました。