研究テーマ

各国・各地で

IDEA PARK会員交流会報告

11月9日・10日の2日間にわたり、株式会社良品計画本社にてIDEA PARK会員交流会を開催しました。集まっていただいたのは、日頃からIDEA PARKをご利用いただいている計11名(11月9日:6名、11月10日:5名)のみなさん。無印良品との出会いやお気に入り商品のことなど、ざっくばらんにお話しいただきました。その模様をレポートします。

変わらないモノづくりの考え方

まず最初に、IDEA PARK運営チームの担当者より、無印良品の商品がどういう理念のもとでつくられているのかお話させていただきました。「わけあって、安い」をキャッチフレーズとして1980年に誕生した無印良品ですが、モノづくりの精神は35年経った今も変わりません。

『生のマッシュルームは丸いのに、なぜ缶詰では端の部分がないの?』―。
主婦のそんな素朴な疑問をきっかけに、不揃いながらも低コストを実現した「マッシュルーム(ランダムスライス)」をはじめ、使う人の用途に応じて自由にパーツをチョイスできる「自転車」、自分好みのカバーで色柄を加えていけばいいのでは? という発想から生まれた「生成りのふとん」など、無印良品の誕生当時に反響の大きかったアイテムをいくつか紹介しながら、商品開発における考え方を説明。IDEA PARKへとつながる"生活者目線"のその歩みに、参加者のみなさんは熱心に耳を傾けてくださいました。

生活様式によって愛用アイテムもさまざま

無印良品との出会いなどを交えた自己紹介に続き、みなさんが普段よく使っているアイテムについての話題へ。中には、20年間ずっと愛用しているという巾着袋を持参してくださった方も。また、「10代の頃に買ったスーツケースが今でも現役」といった声も聞かれ、お気に入りの商品を大切に長く使ってくださっている様子がうかがえました。

そのほか、ボールペンやメモ帳をはじめとするステーショナリー、ポリプロピレンの収納用品、磁器超音波アロマディフューザー、体にフィットするソファ、ベビー用の細軸綿棒など、幅広いカテゴリーから商品名があがりました。それぞれのライフスタイルによって、愛用アイテムやその使い方もさまざま。「メイクボックスを洗面台の下の整理に活用している」といったアイデアも飛び出し、他の参加者のみなさんが興味深くうなずく一幕もありました。

年齢を重ねて無印良品へ回帰

一方、一度は無印良品から離れたものの、最近になって再び利用するようになったという体験談も聞こえてきました。10~20代の頃はブランド志向だった方も年齢を重ねることで、「本当にその値段の価値があるの?」とふと立ち止まり、無印良品へ戻ってきてくださるケースが多いようです。

無印良品を選ぶ理由として目立ったのが、やはり「シンプル」「無駄がない」「使いやすい」というもの。「衣装ケースはフラットなデザインなので空間を広く活用できる」「無駄な凹凸がないのがいい。収納用品は見た目が揃っていると開けた時に気持ちがいい」「先日ピーラーが壊れたので取り急ぎ他店で購入したが、気に入らなくて結局無印で買い直した。最初からそうすればよかった」「余計な付加価値がついていないぶん、麻衣類も手ごろな価格なのが嬉しい」など実感のこもったエピソードも次々とあがり、テーブルを囲んで共感が広がりました。

IDEA PARKの楽しみ方

続いて、みなさんがIDEA PARKをどのように使われているかについてもお話をうかがいました。「リクエストのタイトルを見ていると気になって内容まで確認してしまう」「自分の思っていたことと同じことが書かれているのを見つけると応援したくなる」という方や、中には「リクエストで初めて知る商品も結構あって、そういった発見の場にもなっている」「お客様の声とそれに対する回答のキャッチボールは見ているだけでも楽しい」という方もいらっしゃいました。「自分からはあまり投稿したりしない」という方も、他の人のリクエストを「良いね」で応援したり、プロジェクトに参加したり、それぞれの楽しみ方でIDEA PARKを使われている様子でした。IDEA PARK会員のみなさんならではのご意見の数々に、IDEA PARKの担当者も感心しきり。
また、「ユーザーの声によって商品が少しずつ改良されているのを感じる」「時々企画が変更になることもあるが、残っていくのは良質なもの」といった嬉しい声もいただきました。

2016春夏商品展示会へ

交流会のあとは、同じく良品計画本社内で行なわれた2016春夏商品展示会を見学していただきました。
衣料品、家庭用品、食品の新商品にひと足早く触れられる機会とあって、みなさんの表情もひときわ真剣にみえました。商品を手に取って試されている方や、各ブースの商品担当者に日頃愛用している商品についての質問をされている方がいらっしゃりたりと、それぞれ充実した時間をお過ごしいただけたようです。

参加者のみなさんの声

イベント終了後、参加者のみなさんにはアンケートにご協力いただきました。
「シンプルさの裏にはものすごい計算や考えがあふれているのだということに気が付かされました」「定番商品も改良が繰り返されていることを知りました。定番商品はずっとそのままだと思っていたので」「私たちの意見が思っていたより早くまた確実に担当各所に届いていてきちんと目を通してくださっている事にビックリしました」など、"実はこうだったんだ"というご感想も多く寄せられ、今回の交流会が、みなさんにとって無印良品や無印良品の商品開発に対する"新たな発見"の機会となったことがうかがえました。今回の交流会を通して、無印良品のモノづくりの視点についてみなさんとより理解を深めることができたのではないかと思います。 また、IDEA PARK運営チームへのご指摘や激励もいただきました。みなさんからいただいた声をしっかりと受け止め、よりよい運営へつなげていけるよう努めてまいります。

IDEA PARK会員交流会および、2016春夏商品展示会にご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

[関連リンク]IDEA PARK