研究テーマ

足なり直角靴下

プロジェクト 足なり直角靴下

2006年に生まれた「足なり直角靴下」は、履き心地の良さが評判を呼び、5年間にわたって多くのみなさんのご支持をいただいてきました。
そんなヒット商品の「足なり直角靴下」を、9月30日にリニューアルします。
毎日使って「心地よい」と感じるものこそ、常に探求し続けたい。そんな思いから、より良い履き心地をめざしてのリニューアルです。

リニューアルのきっかけになったのは、無印良品の店頭で靴下の開発担当者がたまたま耳にした会話でした。
靴下の売場で、お友達同士と思われる2人のお客さまが
Aさん:「この直角靴下いいらしいよ」
Bさん:「へー、どこがいいの?」
Aさん:「よくわからないけど、いいみたい」
という会話をされていたのです。これを耳にした開発担当者は、少なからずショックを受けました。
自分達が思っているほど、直角靴下の良さは、お客さまには伝わっていないのかもしれない。それなら、その良さをきちんと伝える努力をしなければ。と同時に、これがベストだと思っていた仕様や素材、加工方法なども再点検して、より多くのお客さまに満足していただけるようにブラッシュアップしたい。そんな思いから、さらなる履き心地をめざして、新しい動きが始まったのです。

このプロジェクトでは、リニューアルする足なり直角靴下のご紹介や2006年誕生当時の話、靴下の歴史など、今までお伝えしきれていなかった、無印良品の足なり直角靴下のすべてをお伝えしていきたいと思います。

リニューアルのポイント
Ⅰ.かかとにフィット
かかと、フット部の編み設計をバランスよく見直し、既存商品よりさらに「かかとにフィット」する直角形状を実現します。
Ⅱ.ズレ落ちない
かかとがすっぽり収まることで、動きによる「ズレ」を抑えます。
Ⅲ.締め付けない
全体サポートの圧力設定を見直して、ズレを防ぎながら締め付け感のない履き心地を実現します。