団地をDIYして
暮らします。

団地でどこまでできるのか? できることはすべてやる、そんなDIY(フル)と、入居後からできる模様替えのDIY(ミニ)。2つの団地の3Kの部屋で、それぞれがDIYの可能性をレポートします。

このブログについて

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト

  • MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト
    URと無印良品の「賃貸リノベーション」の新しいかたち。
  • 現地レポート「千里青山台物語」
    新しい団地の暮らしを発信する現場レポート更新中。
  • 団地のシェアルームに、無印良品で暮らしています
    大阪のUR団地のシェアルームからの住まいレポート(完結)。

無印良品の家に暮らそう。

  • ぜんぶ、無印良品で暮らしています。
    住まいモニター第1弾 「三鷹の家大使」の大人気ブログ。
  • UR都市機構
  • DIY(フル)

畳敷きだった団地の部屋をフローリングにします! その2

2016年03月28日
160321_01.JPG すっかり気温も上がってDIY日和なこのごろ。トーリーのまわりでは花粉症の悲鳴がたくさん聞こえますが、皆さんはいかがお過ごしですか? 今回は引き続き、団地の畳フローリング化計画を進行していきます。

160321_02.png まずは赤枠の中から進めていきます フローリングといえば、直線で抜ける気持ちのいいラインが大きな魅力のひとつだと思います。その持ち味を引き出すために、長いフローリング材料を置ける場所をできるだけ増やしておきたいと考えてエリア分けをしました。

160321_03.JPG この赤枠の中をぴったりと埋めることで、青枠の広い空間でのフローリングの線を揃え、仕上がりの印象を上げる作戦です。

160321_04.JPG これまでは上の写真のように、1部屋まるごと作業部屋としてDIYやりたい放題の日々でした。しかし今日からは、フローリングを部屋全体に貼るので逃げ場がありません。名残惜しいですが撤収します。

160321_06.JPG
なので、定期的に掃除機をかけます

トーリーは使っている工具と同じメーカーである、マキタのバッテリー式クリーナーを使っています。ドリルのバッテリーがそのまま使えるという面白い掃除機で、吸引力も見事です。DIYに限らずですが、掃除機の購入をお考えの方は用途にあった製品を選んでくださいね。

160321_07.JPG
前回も紹介しましたが、使う道具はこの5つです

160321_08.JPG 切り出した材料の裏側に、用意した床材用接着剤をツーっと引くようにして塗布していきます。

160321_09.JPG 一般的なフローリングの幅なら、画像のように2本のラインを引いてあげれば十分です。

160321_10.JPG 改めて位置を確認し、間違いなければ置いていきます。使用している床材用接着剤は瞬間接着タイプではないので、あとからズラしたり、剥がすこともできます

160321_12.JPG ある程度位置を合わせたら、フローリングどうしを噛み合わせていきます。直接たたいてしまうとキズだらけになってしまうので、あて木をしてかなづちで叩いていきます。

160321_14.JPG
だんだんと

160321_15.JPG
はいっていくのが

160321_16.JPG
確認できると

160321_17.JPG
思います!

160321_11.JPG
このままでは動いてしまうので、フロア釘の出番です

ここの固定で気をつけなければいけないのは、釘が飛び出していてはいけないということ。釘の頭が出ていると、次の作業の邪魔をしてフローリングに隙間ができてしまいます。

160321_19.JPG
そこで活躍するのがポンチです

金槌で直接叩けない箇所や、細かい部分に当てて作業をするための道具です。アクセサリー作りなどにも用いられる道具なので、手芸店などにも売っているんですよ。

160321_20.JPG より深い部分まで打ち込めるよう、フロア釘にはポンチを受けるくぼみがついています。ドライバーのネジやまのようなものですね。

160321_21.JPG といってもはじめからポンチは使用せず、まずは打てるところまでかなづちだけで打ち込みます。

160321_22.JPG
ある程度フロア釘がはいったらポンチの出番になります

160321_23.JPG
すこし沈むくらいまで釘が入ったら、この箇所は完成です

160321_24.png このような手順でフローリングを固定していくのですが、釘を打っている振動でフローリングがズレてしまいます。そうしたらあて木をして位置を直し、また釘を打つ。浮いてきたらまた戻し、そして釘を打ちます。

160321_25.JPG
目標の面を貼り終えました!

半日ほどかけて、友人と2人でせっせと作業をして完成しました。木目の多い材料を使用したので、すごく「木材らしさ」を感じられる仕上がりです。一般的に、家庭用は木目の少ないフローリングが多いので、どこかお店っぽい感じが出ている気もします。

160321_26.JPG
次回にそなえて完成した部分を保護して、作業終了です

せっかくのフローリングを完成前に汚すのはもったいないですからね。上からブルーシートをかけて汚損から守ります。
このつぎからは、もっと長いフローリングをバシバシ貼っていくことができます! 思いのほか時間がかかってしまったので、次回は秘密兵器を導入予定です。お楽しみに。
  • 団地DIYモニター
    プロフィール
    DIY(フル)
    in 神戸「落合団地
    建築士の青年トーリーが、壁床天井の解体から家具づくりまで、URのDIY住宅で可能な限りの家づくりをはじめます。

    DIY(ミニ)
    in 大阪「千里青山台団地
    千里シェアルーム大使だったホーリーが、誰でもできる入居後の模様替えを目指します。

    更に詳しく

最新の記事一覧

カテゴリー一覧


2つの団地のDIY