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あらゆる世代の人が暮し続ける
落合団地

神戸・三宮のベッドタウンとして多くの人を受け入れてきた街、名谷。子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、あらゆる世代の人が心地よく暮らしているこの街、兵庫県神戸市須磨区の「落合団地」をご紹介します。

生活動線がコンパクトに設計

地下鉄名鉄線で三宮から18分で到着する「名谷駅」。三宮への通勤・通学が便利なのはもちろん、少し足を伸ばせば大阪にも通えてしまう距離にあるこの名谷エリア。アクセス抜群です。
落合団地へは、地下鉄西神線「名谷」駅より徒歩約17分。神戸市バスなら3つのバス停が利用できます。

そして名谷駅に降り立つと、大丸・ダイエー・専門店街がひしめき合う「須磨パティオ」が直結、衣・食・住に必要なものはほぼ全て手に入ります。週末には広場でイベントをやっていたりと賑やか。
その並びにあるのが須磨区北須磨支所。住民票の写しや各種証明書を受け取ったり、あるいは子育てや介護などに関する制度や補助についての相談もできます。生活に必要な基盤が駅に集結しているのはとっても便利ですね。

結婚しても、子どもができても、おじいちゃんおばあちゃんになっても暮らせる街

名谷駅周辺は昭和50年代にニュータウンの開発が進んだエリアです。そのため、ある程度計画的に住宅の配置がなされ、街が作られてきました。その特徴は駅周辺の住居配置に表れています。

名谷駅を中心に半径1km以内に7つのUR団地が点在しています。

ルゼフィール名谷東
名谷
名谷駅前
落合
落合第2
落合第3

そのさらに外周には、戸建ての分譲エリアが広がっています。そして住宅エリアの間に公園や学校、緑地や公園が散りばめられています。

それぞれの団地にも特徴があり、同じ3Kや3DKでも延べ床面積が広いものとコンパクトなものとがあったり、さらに4Kというファミリー向けの団地もあったりと、個性豊かな団地群です。

名谷駅周辺に暮らす人は、結婚してもこの街から出ることが少なく、エリア内での引っ越しが多いと聞きます。一人暮らしのときは1Kの部屋、家族ができたら3LDK、子どもができたら戸建を買って両親と暮らし、子どもが巣立ったらコンパクトに暮らすために団地に戻ってくる、そんな人が少なくないとか。
どの時期にも暮らしやすい環境があるというのは、街を気に入った住まい手にとっては嬉しいことですよね。

小高い丘の上に立つ緑溢れた落合団地

今回ご紹介するのは、駅から北に15分程、坂道を上った先にある「落合団地」。駅からは神戸市バスもかなりの本数がでているので、バスでの通学通勤も便利。でもこのエリアを楽しむには、歩いて散策していただくことをオススメします。

歩くコースは2種類。レトロな喫茶店や、美味しいと評判の洋菓子店、そして街の電気屋さんら、個性豊かなショップがならぶメイン通りを行くコースと、うっそうと茂る木々の緑に囲まれた小道を歩き、季節の移り変わりを感じるコース。気分によって使い分けてみてください。

落合団地は東西に広がっていて、中央の辺りは近くにスーパーがあり生活動線が揃っている一方で、中央から離れるとお店が少なく落ち着いた雰囲気。

団地の敷地に入ると、とてもひっそりと落ち着いた雰囲気を感じることができるでしょう。落合団地では、団地の敷地内に車が入ってこないよう、車道と歩道が分かれているんです。車は敷地外の駐車場に。これなら子どもや高齢者の方が1人で歩いても安心ですね。
そして団地を彩る外部空間の一部に共同花壇等を導入する予定が近々あり、住人の人たちと一緒に手入れをしていきたいとURは考えているようです。住んでいることが気持ちよくなる花壇の空間を自分の手でつくれるチャンスもありそう。

落合団地に立ち並ぶのは中層五階建ての標準的な団地なのですが、一つ特徴が。それは一階の階段部が突き抜けていること。薄暗い玄関ではなく開放感のある明るい雰囲気で住人を送り迎えしているこの階段部のせいか、団地全体の風通しが良いような気がします。

自治会がないコミュニティ運営!?

団地にはたいてい自治会があって、そこが集会所の運営や年に数回のお祭りを企画運営したり、団地でのコミュニティ活動の核となって動いていくことが多いですが、ここ落合団地は違います。自治会がないんです。でもコミュニティ活動はゆるやかに行われている。何故でしょう?

落合団地では、この団地をより住みやすくしていくことを目的に、住人が有志で集会所に集まって、月に一度コミュニティカフェを開いています。そこに住人が集まり、団地暮らしでの困りごとや役立つ情報を交換しているんだとか。
誰かに頼りきりになるのではなく、自分たちの出来る範囲で自発的にコミュニティ活動が進んでいる。ゆるやかだけれど住人同士助け合いながら暮らしています。
団地住まいはこの温かいコミュニケーションが魅力の一つでもあります。

※取材日(2014年10月)時点の情報になります

リノベーション住戸について

MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが今回手掛けるのは、落合団地の中央エリア。3K、3DKという、現代の暮らしにはややフィットしづらい空間を、一部屋の広さを確保した1LDK、2LDKにリノベーションします。暮らしやすさだけでなく、小高い丘から明石海峡大橋を見下ろす素敵なロケーションにあるこの落合団地、部屋だけでなくこのエリア全体を楽しめる住まい方を提案していきます。