MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト
トークイベント「住まいレポーターと確かめる団地の魅力」

※このレポートは、2019年1月14日に無印良品 グランフロント大阪 Open MUJIで行われたトークイベントの模様を採録しています。

豊田
光ヶ丘パークタウンでトーリーが暮らしていた間取りは、MUJI×UR Plan14ですよね。
トーリー
そうです。神戸の落合団地に住んでいたころは49.03m²だったのですが、こちらは58.18m²ほどあり、広々と使うことができました。中央に4人掛けのダイニングテーブルを設置したのですが、それでも空間に余裕があり、その背後に収納棚やプリンターも置けるほどでした。

入居前は、リビング・ダイニング・寝室がつながっていると使い勝手が悪いかなと心配していました。しかし実際住んでみると、とても便利。鴨居と敷居が同じ高さだったので、3枚のダンボールふすまを移動させ、間仕切りのように使っていました。冬場は暖房が効きやすいように空間を狭くしたり、友人が遊びに来たときは寝室側を目隠ししたり。状況に合わせて変化でき、良かったです。
トーリー
続いて、キッチンについてです。少し孤立したところにキッチンがあるので、煙が出るような料理をしても、ダイニングまで煙たくなることはほとんどありません。なおかつ、空間自体はつながっているので、料理中の妻と会話ができ、個人的にお気に入りな配置です。
洗面所の床は、つるっとした白い素材が用いられ、掃除が簡単でした。アーリーが話していたように、汚れに気付きやすい色だからこそ掃除を習慣化することができました。
トーリー
また再びDIYをしたいという気持ちがふつふつと湧いて。
足の踏み場もなく倉庫と化した納戸を綺麗にしようと、ホームセンターで木を購入し、DIYで収納スペースをつくりました。近隣の方へ騒音でご迷惑をお掛けしないよう、平日の日中、音の出にくい機材を使って作業をしていました。
豊田
東京の町田山崎団地で開催された防災キャンプ「DANCHI Caravan in 町田山崎」に、トーリーもレポーターとして参加されたんですよね。
トーリー
はい。今年で5年目となるイベントなのですが、地域のみんなで防災について学ぶことを目的に、団地内の空き地にテントを張ってキャンプをし、さらにキャンプファイヤーまで行うイベントがあると聞き、以前から気になっていたんです。2018年の開催に参加させていただきました。
トーリー
ビニール袋を使ったポンチョづくりや、節水時の食事のつくり方、洗わずに済む食器の使い方、災害時における子どもの心のケアの一環としてダンボールとガムテープを用いたボールのつくり方なども教えてもらいました。学びの多い1泊2日のイベントでした。