都市に賢く住まう

時代とともに日本人の暮らし方が変わりつつあります。合理的に都市に住まう方法として、今までは新築マンションを手に入れることが一般的な選択肢の一つでしたが、それだけに捉われず、その方法を見直すことで住まいの可能性が広がりそうです。
日本の人口は減りつつあり、住宅の需給バランスにも変化が生じてきました。高度成長期以降に建てられた、たくさんの住宅建築が「中古物件」として多く出まわっています。それらに自分なりの再価値付けができれば、リーズナブルに望ましい住まいを手に入れることができます。
そこで住まいの再価値付けの方法として、今までのお仕着せの間取りを取払い、一度暮らしの原点(ゼロ)に戻すことで、住まい手が自在に自分の暮らしに合った住まいを編集できるリノベーション=「MUJI INFILL 0」を提案します。無印良品はこの「MUJI INFILL 0」を通じて、都市に賢く暮らすための住まいを考え、自分らしい暮らしをみつめるためのお手伝いをします。

永く使える、変えられる

MUJI INFILL 0では、一般的なお仕着せの間取りや固定された暮らしではなく、ライフスタイルの変化や家族の成長に応じて家具や建具などで自由に仕切り、簡単に安全に変化させていくことができる一室空間としました。
今も、10年後も、30年後も、さまざまな可能性に柔軟に対応できます。

MUJI INFILL 0 と MUJI INFILL +

インフィル・ゼロとは、無印良品がお手伝いするリノベーションの原点です。自分らしく暮らすためのすっぴんの住空間。本当に必要なものだけを残して、暮らしの「0(原点)」をつくり、自由にパーツやアイテム、素材を「+(プラス)」していくという住まいの発想です。家づくりの0地点。それは、未来を自由に描けるキャンバスであるべきだと考えます。一見何もない空間ですがキャンバスとしての素材に目を配りました。これから何をプラスしていくのか、未来の見える器づくりをお手伝いします。

家具や収納をしつらえることはもちろん、ちいさな棚や花瓶をひとつ置くだけで暮らしのリアリティは変わっていきます。またドアノブや水道の蛇口が変わっただけで暮らしの質が変わります。どんなトイレやバスルームを配するか、あるいはキッチンをどのようにしつらえるか。MUJIインフィル・プラスは自在に内装を編集できる「暮らしのパーツ」です。7,000アイテムを超える無印良品の商品群を背景に、豊富な事例や用例をご紹介しながら、家づくりの実践的なレベルで役に立つアイテムをご提供します。

リノベーションの順序

住まいとしての性能を確認するために、現状から躯体やサッシだけを残して取り除きスケルトンの状態にします。スケルトンの状態で、構造や設備を確認し、暮らしの原点(MUJI INFILL 0)をつくります。
暮らしの原点をつくった後は、家具や建具(MUJI INFILL +)を配置することで、自由に間取りや暮らしを編集することができます。

Step01
リノベーション前

Step02
家の構造や設備を確認するスケルトン

Step03
暮らしの原点をつくる、MUJI INFILL 0

Step04
自由な間取り、暮らしを編集する、MUJI INFILL +