住まいを構成する要素は多種多様かつ多岐に渡り、それらを複合することで成り立つ住環境は、ともすると煩雑になってしまいがちです。MUJI INFILL FLAT では扱うパーツ一つひとつにおいて、素材の質感から細部の凹凸に至るまで、徹底してノイズをなくし、また、相互の統一を図ることによって暮らしの背景としての住環境を美しく整えます。

壁、天井の色は白・ベージュから選択できます。空間全体を柔らかく落ち着いた印象に整えます。
*抗ウイルス・抗菌・消臭機能を備えた漆喰塗料に変更可能。

亜麻仁油や石灰石などの天然素材に由来する床材です。継ぎ目が少ないシート状なので空間のノイズを抑え、また、手入れもしやすい一挙両得の素材です。

ウール100%の天然素材でできたカーペットも用意。保温性や防音性に優れており、寝室などゆったりとくつろぐための空間におすすめです。

天井や壁面に柔らかな光が反射することで、空間に奥行きと広がりを演出します。灯具には、自然光に近い光環境を再現する高演色LEDを採用しています。

建具と壁・天井の境目に必要だった枠や、床と壁の間に存在する巾木など、細部の凹凸を徹底してなくすことで、空間のノイズを減らします。

無印良品のユニットシェルフがぴったり収まるサイズの、大きな開き戸収納です。キッチンや洗面も一体の仕上げとすることで、生活感を隠し空間をすっきりと整えます。
MUJI INFILL 0 基本の設備・仕様

組み合わせキッチンと箱型キッチンの大きく二種を用意。キッチンの周辺に生まれるであろう営みにあわせて、自分にとって必要な機能を組み合わせ、カスタマイズできます。

使い方に合わせて編集できる洗面台をつくりました。掃除のしやすいかたちと素材で、汚れやすい水まわりをいつまでも清潔に保つことができます。

すっきりとした佇まいと高性能の両方を求めました。魔法瓶のようにお湯が冷めにくいバスタブや、やさしい感触が足に心地よい床素材などの技術が込められています。

自然の風合いを生かした「モルタル金コテ左官仕上げ」の土間がおすすめです。室内と屋外を自然とつなぎ、多用途に使える空間になります。

いつまでも飽きのこないスタンダードなデザインを追求しました。アルミを曲げ、アルマイト加工を施し、耐久性を高めたバー類は無印良品のオリジナルです。

砂塵や水垢、油汚れ等の影響を受けやすい、水回りや玄関といった空間では、手入れのしやすい磁器質タイルがおすすめです。白・淡灰・濃灰の3種類から選べます。

高い断熱性能を発揮するために、髪の毛の太さほど(100ミクロン未満)の非常に微細な気泡構造により、最高水準の0.020W/(m/K)の断熱性能を実現する「フェノール樹脂断熱ボード」を採用。これを既存の断熱材の内側に取り付けることで、高い断熱性能を確保します。高性能の断熱材を使用することで、通常の断熱材よりも壁を薄くすることが可能になり、居住空間をより広くとることができます。

窓は熱伝導率が高いガラスやアルミでできていることが多く、住宅の中で最も熱の出入りが大きい場所の一つです。そんな窓の気密性を高めることは、空間の断熱効果を高め、冷暖房効率を飛躍的に高めることに直結します。無印良品のリノベーションでは、既存の窓の内側に複層ガラスの樹脂製インナーサッシを取り付けることで、断熱効果を究極まで高めています。

断熱材の厚みやインナーサッシの性能をさらに向上させることで、より高い断熱性とエネルギー消費の少ない空間を実現しました。室内の快適性はもちろん、環境配慮の観点からも永く使える住まいをつくります。FLATでは標準仕様、ZEROの場合はオプションで選択可能です。
仕様比較
ZERO
FLAT

間取りを完成させないリノベーション
家具を生かした「見せる収納」で暮らしを編集する。空間を自在に仕切る連続した扉を組合せることで、将来の暮らしの変化に対応する。

暮らしのノイズを無くすリノベーション
フラットな扉で仕舞う「隠す収納」で生活感をなくし、お気に入りのアート・グリーン・家具を余白にしつらえる。好きなモノだけに囲まれるちょっと贅沢な暮らし。
(66㎡税別)
どんな暮らしも受け止める素のままの住まい
無印良品は、定型の製品として固定された住宅ではなく、自分らしい暮らしをつくるための、柔軟な背景としての住まいを大切に考えてきました。 住まいを構成する全ての要素が暮らしの背景となる簡潔な佇まいと、確かな機能性を備えています。 あなたらしく編集できる、暮らしの原点です。
生活空間のノイズを極限まで抑えました
住まいを構成する要素は多種多様かつ多岐に渡り、それらを複合することで成り立つ住環境は、ともすると、煩雑になってしまいがちです。 MUJI INFILL FLAT では、扱うパーツ一つひとつにおいて、素材の質感から細部の凹凸に至るまで、徹底してノイズをなくし、また、相互の統一を図ることによって、暮らしの背景としての住環境を美しく整えます。