無印良品の家 メールニュースVol.156
 
三兄弟、似てはいないが…

無印良品の家「朝の家」が、財団法人日本産業デザイン振興会主催の「2009年度グッドデザイン賞」を受賞いたしました。これにより、2006年度同賞受賞の「木の家」、昨年度金賞受賞の「窓の家」と合わせ、「無印良品の家」三商品全てがグッドデザイン賞受賞となりました。
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今回「朝の家」(三兄弟(三商品)の末弟になります)がグッドデザイン賞と共にいただいたコメントは、「奇をてらわない合理的な平面計画と、街並への連続性を意図した無名性のデザインが興味深い」というものでした。私たちにとっては、意図したことそのものであり、その意味で最高の評価をいただいたと考えています。

ちなみに長男の「木の家」が2006年度のグッドデザイン賞受賞の際にいただいたコメントは、「新しい商品化住宅の方向性を示し消費者の多様化するニーズに答えている。『工業化住宅』の現段階での到達点」、そして、次男「窓の家」の2008年度同金賞受賞の際は、「『木の家』が郊外住宅を対象にしているのに対し、都心の小さな敷地でも建設可能な、コンパクトで洗練された都市住宅として2007年に開発された。一貫したコンセプトにもとづき、トータルなライフスタイルの提案をめざして展開してきた無印良品の、もうひとつの集大成として高く評価したい」でした。

と、いうことで、今週は
無印良品の家が目指す「かたち」について

今回、私たちが提案をしました、「無印良品の家が家を考える原点は、すべて生活者としての暮らしです」という言葉には、無印良品全体のコンセプトの一つでもある「生活の基本となる本当に必要なものを、本当に必要なかたちでつくること」という思いがこめられています。
そしてこの思いは、建築家ルイス・サリヴァンが残した「“form follows function”(形態は機能に従う)」という言葉にも通じると考えています。

このサリヴァンの言葉は、産業革命以降のマスプロダクション時代において、それまでのアートや芸術性の高い装飾とは一線を画すという意味で、「機能に従って、形態・素材・技術を理想的なかたちで組み合わせることが必要」ということを言っており、そしてそれが、いわゆる「デザイン」という概念の始まりだったと言われています。

「流行」という魔法
しかし、さらに次の時代には、マスプロダクションはマスメディアと手を組み、「流行」という人々の「購買意欲」をあおり続ける魔法を生み出します。そして残念なことに、「デザイン」はその魔法をかけるための極めて効果的な手段として、使われることが多くなってしまいました。
デザインのこういった使われ方に対して「モノの本質に関わらない無駄なもの」とアンチテーゼを打ったのが、無印良品なのです。流行という魔力に翻弄されたデザインは、“売るためのデザイン”であり、私たちはそれを無駄な装飾だと考えたのです。

無印良品の家が目指すもの
無印良品の家が目指しているのは、“売るためのデザイン”ではなく“買った後のためのデザイン”です。
それは、家は「使う」ための機能を十分に備え、住まい手の個性によってその機能を編集でき、永く使えるための耐久性とメンテナンス性を備えていることだと考えています。
すなわちそれは、“耐久性のあるデザイン”であり、それこそが“普遍的なデザイン”ということではないでしょうか。そしてこの“普遍的なデザイン”の実現は、私たちにとって「見果てぬ夢」なのです。
だからこそ、無印良品の家の基本コンセプトは、三商品すべて「永く使える、変えられる」なのです。「未来につなぐ家」なのです。それぞれ姿かたちは、三者三様です。それは売るための媚(こび)ではなく、住んでいただく方の暮らし方、未来へのつながり方を考えた結果、というのがその理由(わけ)です。

従ってこの三兄弟、姿かたちはそれぞれ違いますが、基本的な性格は皆同じです。皆さんの暮らしは、どの家でいちばん輝きそうですか? ぜひご意見をお聞かせください。
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