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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/06/20

津南キャンプ場 周辺釣り場情報NO.2

「渓流初挑戦の方におすすめです(釜川)」

 
今回は、源流を苗場山北麓の小松原湿原に持つ清津川支流の釜川をレポートします。毎年開催しておりますアウトドア教室「手塚太一のフライフィッシングツアー」でも何度か釣行したスポットです。遡行も危険な箇所が無く、開けた流れなので、渓流初挑戦の人にも安心して楽しんでキャストできるでしょう。



釣行DATA

釣行日時 2003年6月12日 10:00〜16:00
河川名 清津川支流 釜川
(中里村清津川出合〜七つ釜フィッシングパーク下/キャンプ場より車で30分)
※中魚沼郡漁業共同組合管轄
対象魚 主にヤマメ。(他イワナ)
晴/曇り
27℃(11:00)※下流部
20℃(11:00)※下流部
ハッチ状況 視認できず
使用ロッド #4、7’
使用リーダー 6X、9’
使用ティペット 6X、2’
使用フライ アダムスパラシュート#12〜#16、オリーブパラシュート#12〜#14


 険しい山岳渓流の多いキャンプ場周辺の渓流釣り場の中では、中里村を流れる清津川と今回ご紹介しますその支流、釜川が落差が比較的少なく、川原の発達したフライフィッシング向きの流れとなっています。


  源流を苗場山北麓の小松原湿原に持ち、途中、名所「七ツ釜」を経て信濃川支流・清津川に注ぐ流れです。合流点から七つ釜フィッシングパーク下堰堤まで川通しに遡行が可能ですが、途中の大堰堤までの区間と田代集落区間の2区間に分けると移動が楽でおすすめです。川原が広く、存分にキャストできること、足場が良く遡行が容易なこともあり、昨年の「手塚太一のフイッシングツアー」もこの川を舞台に行われましたし、今年も有力候補と考えています。



清津川左岸、釜川橋付近に駐車させ、 釜川左岸の農道を下るとすぐそこが清 津・釜川合流点です。
 


梅雨までは極端に水量が落ちますが、 一雨あると状況も一変、良い状態にな ることと思います。 



ご覧のように川原が広く、日光をさえ ぎるものがあまりないので水温の上昇 が大きく、下流部のこの付近では20℃ にもなっていました。
 



水深のある早瀬でフライをくわえてく れたヤマメです。 



大石の連続する区間です。この区間で はイワナが釣れる期待が大きいスポッ トです。
 



堰堤までが足場の良い釣り場です。こ れより上流はフィッシングパーク区間 の禁漁区となっております。



アダムスパラシュート。特に目立った水生昆虫の流下や羽化が ない時は最初に結んでしまいます。そ のまま使い続けることもたびたびです。
 



ヒメフタオカゲロウ、サイズ#14。高 水温の本流ですが枝沢の水温は16℃。 水生昆虫も活発です。



オオマダラ・スペントスピナーは昨晩 大量に流下したようです。石裏の淀み にたくさん浮かんでいました。
 



かじかです。野鳥のさえずりだと思っていた美しい 声の主が、実はこれでした。


今回は雪代が終わり、梅雨までの極端に水量が落ちた時で、釣りが難しくなってしまいましたが、関東甲信に続いて新潟県も12日、梅雨入りしました。これから水量、気温も安定し、良い状態になることと思います。 



【その他周辺情報】

駐車スペースとしては、下流部は県道284号釜川橋のたもとに数台分があり、橋を渡り100mほど先の農道を利用させてもらうと終点が区間終わりの大堰堤で、大きな駐車スペースがあります。上流部の区間では田代集落下に空き地があり、農道は狭いので駐車は遠慮しましょう。また、集落を過ぎ田代橋の小学校跡地は、流れからあがる場所ですので便利です。



遊漁券は上流部に向う途中、重地集落の酒屋さんで購入可能です。水分の補給もついでに・・・。
 


妻有郷は温泉も豊かです。倉俣地区にある温泉施設、釣り疲れを癒すのに最適です。食事もOK。

レポート:津南キャンプ場フライフィッシング講師 手塚 太一 氏



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