過疎化が進行する五島市の「島おこし」のため、古くから椿油などで利用されていた椿の新たな用途の開発や椿製品の開発が求められていました。

つばき茶は、平成17年から始まった長崎県と長崎県立大学、長崎大学、上五島振興公社、五島市観光協会との産学官連携で、地域資源の活用による地域活性化を目的として誕生したお茶です。

6年間に及ぶヤブツバキの研究の中で、つばき葉と茶葉が相性が良く、製茶では常識であった茶葉を蒸す製法を改め、水分を60%まで飛ばした状態の茶葉をつばき葉と揉捻することで香りまろやかな飲料になることが発見されました。

このつばき茶は「緑茶葉」と「つばき葉」を発酵させて作る為、つばき葉に含まれていいるツバキサポニンや緑茶カテキンの他に、紅茶ポリフェノールの一種であるテアフラビンなど多様なポリフェノールを多く含んでおります。

グリーンティー五島で作る緑茶は有機JASの認証を取得しております。ヨモギと黒糖を発酵させて作る溶液を茶畑に散布。すると土壌菌と一緒になり、土を活性させ、樹勢がよくなり、健康で美味しい茶葉が収穫できます。

つばき茶は緑茶と同じ。どんな食事にもよく合います。喉が渇いた時などにもおススメです。