90°足なり直角靴下

ひとのかかとは直角。
だから、かかとを90°に
編みたてました。

一般的な靴下は120°でできています。
わずか30°の差から生まれる心地良さを、多くの人に届けたい。
そんな思いから直角靴下の開発がはじまり、⻑い年月をかけて研究と改良を続けてきました。
いまでは、無印良品のすべての靴下は直角になっています。

直角靴下の特長

特長① かかとにフィット

足のかたちと同じ直角だから、かかとがすっぽりと包みこまれる。

特長② ずれ落ちにくい

かかとがぴったりフィットするから、余分な生地がなく、動いてもずれにくい。

特長③ 締めつけない

動いてもずれにくいから、足を締め付けなくてもいい。

スニーカーイン

くるぶしが見える丈の靴下です。靴を脱ぎ履きするときや、歩いているときに、脱げたりずれたりしないよう、試し履きを重ねて開発しています。

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レギュラーソックス

ふくらはぎの真ん中くらいまでの丈の靴下です。履き口が足の一番膨らんでいるところにくるので、締め付けが少なくても、ずれ落ちにくいように工夫して設計しています。

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ショートソックス

足首の上くらいまでのショート丈の靴下です。コーディネートのアクセントにもできるよう、色や柄にバリエーションを持たせました。

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フットカバ―

スニーカーイン靴下よりも、さらに浅履きのフットカバー。靴を脱ぎ履きするときや、歩いているときに、脱げたりずれたりしないよう、試し履きを重ねて開発しています。

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こども靴下

成長に合わせてはけるよう、幅広いサイズに対応できる独自の踵の使用を採用しました。足口の内側には、兄弟姉妹でも区別がつくようにサイズ表示が編み込んでいます。お名前も書くことができます。

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商品開発者に聞いてみました

工場で靴下つくりの修行をしたことのある商品開発者が、靴下の魅力や、靴下にまつわるくらしのコツを毎月お届けします。

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靴下を消耗品にしないコツと収納。

消耗品のイメージがある靴下ですが、小さな習慣をおさえることで愛着をもって長くはいていただくことができます。

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気になるにおいと素材の関係

ムレやにおいが気になる方には「綿」などの自然素材の混率が高い靴下がおすすめです。ですが「綿100%」の靴下を見かけないのはなぜでしょう。

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靴下の正しい洗い方

何気なく洗濯している靴下は、特に汚れやすく雑菌が繁殖しやすいもの。長持ちさせるための正しい洗い方と干し方をご紹介します。

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脱げないスニーカーインソックスを目指して

お友達のお宅へお邪魔したとき、保育園の送迎のたびに脱げて困る、なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。

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チェコのおばあちゃんとの出会い

「かかとに据わる靴下」──チェコでは、履き心地の良い靴下のことを、そんなふうに表現するそうです。チェコのルジェナおばあちゃんが編んだ靴下に出会ったのは2006年でした。

無印良品の綿

綿と農薬

世界の農薬使用量の約1/4が使用されるといわれているほど、綿の栽培には大量の農薬を必要とします。つまり、綿の栽培はそれほど、時間と手間がかかるのです。そして、大量の農薬が土地に滞留し、生産者やその周辺に暮らす人々、生物に多大なる影響を与えることは想像に難くありません。

つくる人にも良い素材

無印良品は「感じ良いくらし」の実現をめざして、ものづくりを進めています。もし、私たちのつくる商品の原料を生産している人たちが危険にさらされていれば、それは本当の「感じ良いくらし」の実現にはなりません。私たちは環境や生産者にやさしい持続可能な栽培を目指し、3年以上農薬や化学肥料を使っていない土壌で栽培された「オーガニックコットン」を使っていくことを決意しました。

生産者とつながるものづくり

しかしながら、現在のオーガニックコットンの生産量はコットン全体のわずか1%未満。農薬を使う通常のコットンと比べると、オーガニックコットンの収穫量は作付面積あたり70%程度になってしまうためです。

これを解決するため、無印良品では環境や生産者、その周辺に暮らす人々、生態系への影響も考慮して、さまざまな取り組みを行なってきました。

オーガニックコットンの生産過程を知り、原料の大切さに対しての思いを深めることは非常に重要と考え、2014年には商品開発者が実際に世界各地の産地へ訪問し、シーズンにより種付けや収穫を経験しています。

そしてあたりまえに

こうした取り組みが身を結び、2018年にほぼすべての衣料品の綿がオーガニックコットンとなりました。2019年からは商品名についていた『オーガニックコットン』の表記さえ外しています。

オーガニックコットン畑を広げていくために、2021年にはTシャツ1枚の販売につきオーガニックコットンの種2つをインドの生産農家の方々に無料で提供する取り組みを始めました。

あたりまえにオーガニックコットンを使用することを実現した私たちは、使う人にもつくる人にもやさしいものづくりを、これからも目指していきます。