永山3丁目第一住宅 #02

多摩ニュータウンに位置する団地の中でも早期の昭和47年（1972年）につくられた分譲団地「永山3丁目第一住宅」は、築46年となっており、共用部の住棟間隔の広さや豊かな森林は団地に住む醍醐味となっています。また団地特有の壁式構造5階建ての建物は、耐震基準適合証明を取得しており、この団地の3階と5階の住戸で「MUJI INFILL 0」リノベーションを行いました。

間取り

こちらの住戸でまず目を引くのは、床と天井一面にフローリングを使用しているところです。この濃い木色のフローリングがバルコニーのウッドデッキと融合して、奥内と屋外をゆるやかに繋ぎます。そしてキッチンは窓向きになっており、外の景色を楽しみながら料理が行えます。
5階ならではの通風の良さは、内に居ながら外を強く感じるそんな住戸になっています。