WHERE to GO  013:Paris, France. / Yuko Watanabe 旬の食材を抱えパリを歩く、料理家の旅

旅にはあまり荷物を持って行かないという料理家の渡辺有子さん。
偶然の出会いを楽しむための、ちょうど良いが詰まったかばんの中身。

01 バッグ

旅行にはこのかばんと決めて長く愛用しています。いろいろなかばんを使ってきましたが、雑誌もすっぽり入る大きさが機内でもちょうど良く、服装を選ばないのも魅力です。

02 大判のスカーフ

洋服類はすべてこれに包んで持って行きます。風呂敷では柄が味気ないので、大判のスカーフを風呂敷代わりに。量によってサイズを変えられるのも便利です。

03 洗面用のポーチ

しっかりとした作りのポーチは、内側が防水になっているので、洗面用具と化粧道具を一式いれてしまいます。夫が使っていたものが気に入り、いっしょに使わせてもらっています。海外では大きな容量のものしかないので、長期の旅行では小さなボトルの洗剤を持って行きます。

04 マルシェのかご

パリの市場には、食材だけでなく、食器や布もたくさん入るマルシェのかごを持って出かけます。パリの雑貨店などにたいてい売っている一般的なものです。帰りの飛行機ではスーツケースに入らない食器類を入れ、そのまま手荷物として。

05 ノート

ノートは罫線のない無地のものが好み。サイズもちょうど良いお気に入りのノートは、まとめて買い置きしています。旅先で気になったもの、食べたものなどのメモ用に。ポケット付のノートには、お店のショップカードや、切符などをしまっておきます。(下)再生紙モバイルノートA5スリム無地40枚/税込158円

06 グラス

蚤の市やアンティークショップで古いグラスや食器を探すのもパリの楽しみのひとつ。手吹きガラスでつくられたワイングラスは、不均一な厚みと閉じ込められた小さな気泡が魅力です。

07 調理道具

パリには調理道具はほとんど持参せず、アパートにあるもので済ませます。そこにあった変わったかたちのチーズナイフがとても気に入り、自分の持っていたナイフと交換してきてしまったのは内緒の話。

08 地図

ひとつ、その日に行く場所をなんとなく決めたら、あとはぶらぶらと歩き回るのが一日の過ごしかた。気になった場所は付箋に貼ってメモします。帰るアパートの住所も忘れずに。

09 アルコール除菌シート

海外にいくときは、空港で必ず買って行きます。ちょっとしたときのために、かばんにひとつ入っていると安心です。派手じゃないパッケージも好みの理由のひとつ。アルコール除菌シート150×200mm・12枚/税込95円

10 アクセサリー

長く滞在するときには、ちょっとしたイヤリングや指輪などのアクセサリーが気分転換になります。あまり高価でないものを、小さなお菓子の缶にしまって持って行きます。

11 お出かけの定番

旅先で購入した革製のクラッチバッグ。レストランに行く時など、大きすぎず、小さすぎないサイズのバッグがひとつあると便利です。肌触りの良いコットンリネンのストールは、夏場のちょっと肌寒いときにも羽織ることができます。小さくたためるシンプルなシルクのワンピースは、急な食事など、いざというときのために。フォーマルにもカジュアルにも合わせやすく、場所を選びません。

12 スチームクリームとマッサージオイル

何種類も使い分けるのがめんどうなので、ひとつで全身に使うことができるスチームクリームはとても楽です。旅行のときだけでなく、普段から愛用しています。飛行機のあとの足のむくみを治すには香りの良いマッサージオイルを。首回りにつけてもリラックスでき、頭痛や肩こりにも効果があるので、旅には必ず持っていきます。

海外で一番多く訪れたことのあるパリは、暮らすように過ごしたい場所です。最近では、キッチン付のアパートで、2ヶ月ほど滞在しました。農家直営のお店が集まり、活気溢れるマルシェ(市場)の食材は、本当に新鮮なものばかり。特に野菜は、どうしてこんなにおいしいのかと驚きます。
日中はあまり細かく予定をたてず、町中を散策するのが楽しみ。偶然みつけたザッキン(Ossip Zadkine)という彫刻家のギャラリーは、かつてアトリエだった建物を活かしたつくりで、特に印象に残っています。
もともと持っている本来の美しさに自分なりの価値を見出すことが、パリという町の魅力のひとつかもしれません。

渡辺有子 わたなべ ゆうこ
料理家。素材の味を活かしたシンプルな料理が人気。料理のみならず、器選びやライフスタイルなどの独自の世界観は雑誌や広告など、多方面で注目されている。近著『作りたい、食べたい、12ヵ月のシンプルレシピ』(幻冬舎)。6月に『すっきり、ていねいに暮らすこと』(PHP研究所)新刊予定。

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