WHERE to GO  004:KITAYATSUGATAKE / KIKI 思い入れのある道具をバックパックに詰め込んで、
北八ヶ岳に会いに行く

ひとつ、またひとつと増える大切な山の思い出と共にある、
モデル・KIKIさんが愛着を持って揃えるハイキングの道具を拝見しました。

01 オリンパス PEN-FTとカメラケース

このカメラとの出会いと山登りを始めた時期がちょうど同じ頃でした。足元のきのこなどの些細な山の表情が、ファインダーの縦構図の中にちょうどよく切り取られます。

02 カップ

山に必ず持って行くマイカップ。山小屋で頂くお茶やお酒、朝のコーヒーと何でもこのカップで飲みます。自分のものだとわかりますし、山小屋の洗い物を減らすこともできるので。

03 お財布

普段使うお財布は、山登りの際にはどうしてもかさ張るので、必要なお金とカードをこのポーチに入れ替えて持って行きます。ししゅうの入ったフェアトレードのものです。

04 リップクリームとアーミーナイフと栓抜き

アーミーナイフもリップクリームにもキーリングがついているのでカラビナにひとまとめ。栓抜きは時々しか使いませんが、熊のかたちが可愛らしいのでいつもつけています。

05 山小屋のてぬぐい

顔を洗ったあとや、汗を拭う時に重宝します。山小屋で眠る時は枕に敷くこともあります。山小屋オリジナルの手ぬぐいを集めるのも、山の楽しみの一つです。

06 非常用セット

ハイキングでも必ず持参する最低限の非常用セット。シートはいざという時に体に巻いて暖を取るため、非常食はつい食べてしまわないうなるべくおいしくないものを選びます(笑)。

07 ピンク色の軍手

日本野鳥の会の軍手です。女の子らしい色合いがとても気に入って、これまでにもたくさんの友人におすすめしました。夏は日よけとして、冬は寒さを防ぐために活躍します。

08 白クマのサブバック

山小屋で食堂へ行く時など、必要な荷物だけを入れて提げていきます。畳むとコンパクトにまとまるのも便利。旭山動物園で購入した白クマのメッシュバックです。

09 毛糸のくつ下とネックウォーマー

山小屋は寒いので、手編みの毛糸の靴下を必ず持っていきます。友人のアウトドアブランドで見つけたもの。ネックウォーマーは、マスクやヘアバンドとしても使えて便利です。

10 山の記録ノートとボールペン

自分でカバーをかけたノート。感想よりも、実際に歩いたルートや到達点に辿り着いた時刻、食べたものなどを記します。時には落ち葉をはさんだり、山歩きの大切な記録ノートです。

北八ヶ岳は南の壮大さに比べると、たおやかな山並みが魅力です。山はさほど険しくありませんが、個性的な山小屋がいくつかあって、そこにいる人々に会いに行くような気持ちで、いつも山に登ります。お世話になった山小屋に、御礼のかわりに山小屋スタンプをデザインして贈りました。モチーフは下向きに咲くクロユリ。かつては北八ヶ岳の山小屋の側に群生していたそうですが、今は鹿に食べられたりして数は減っているそう。クロユリは見た目が可憐なのに、実は少しくさいのですが、それも愛着のうち。いつかアラスカを訪れた際にも、山小屋の近くに群生するクロユリを見つけた時はとても嬉しかったです。

KIKI きき
東京出身。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。在学中からモデル活動を開始。雑誌や広告、TV出演をはじめ、連載などの執筆など多方面で活動中。著書に「山スタイル手帖」(講談社)「美しい教会を旅して」(marbletron)。山と渓谷社からカメラマン野川かさね氏との共著「山・音・色」が好評発売中。
公式サイト http://kiki.vis.ne.jp/

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