Case5 仕事と暮らし

開放感が心地いい
壱岐さんの自宅兼アトリエ。
仕事と生活が両立する空間には
家具や花のカラーをベースとした
華やかさが溢れていました。

memo
住人:30代のフラワーショップオーナー
物件:古いビルをリノベーション
テーマ:仕事と生活を自然につなぐ

花に囲まれた空間が
仕事場と生活をゆるやかにつなぐ

フラワーショップオーナーの壱岐さんが住むのは、古いビルをリノベーションした都内のマンション。仕事一筋の壱岐さんだったが、出産を機に引っ越しを決意。「子どもと一緒にいたいし好きな仕事もしたい。自宅に仕事場を作っちゃおうと思いつきました」。広々としたスペースのワンフロアを、シェルフを利用してセパレート。開放感はそのままに、オンオフの空間をゆるやかに区切ることで、理想としていた生活と仕事場の両立を実現した。「いつでも美しい色や、花に囲まれていたかったんです」という言葉どおり、花や雑貨のビビッドカラーが、空間のアクセントに。「お客さんによく驚かれます(笑)」という作業スペースには、壱岐さん作のオブジェやドライフラワーがたくさん。その美しい光景にしばし圧倒されていると、結婚式用のブーケを作りたいという女性が壱岐さん宅を訪れた。最初は緊張していた女性も、明るい部屋や壱岐さんの心遣いですぐに緊張がほぐれ、和やかに打ち合わせが進む。当初イメージしていた“仕事と暮らす”といった固いイメージとは違い、訪れた人を優しく包み込む、リラックスした空間が広がっていた。