革小物のお手入れ方法

革のお手入れ
乾いた簡単な汚れなら、消しゴムで軽くこすれば汚れを取ることができます。ひどい汚れの場合、薄めた中性洗剤を布に浸してふき取った後、軽く水に浸してよくしぼった布で洗剤をふき取ります。 ベンジンやシンナー等を用いると、変色したり、しみになるので、使用しないでください。
普段のお手入れ
市販のヌメ革専用のクリーナーを1度全面に塗り乾拭きして使用すると全体にきれいに焼け光沢がでます。時々、なるべく風通しの良いところに置き、乾拭きをしクリーナーで磨いてください。
水にぬれた時のお手入れ
少し濡れた程度であれば、乾いた布かティッシュペーパーを押し付けるようにして水分をとってください。ひどい濡れの場合は陰干ししてください。乾いたら、市販の保革油を薄く塗り(濃いと革面が変質する恐れがあります)念入りに擦り込みながら数回繰り返しこすります。その後、風通しのいいところで乾かします。
カビが生えたときの手入れ
カビが発生しますと、菌の根が革の組織に入り込んでいますので、完全にカビを取るのは困難です。風通しの良いところで乾燥させて、カビ部分を歯ブラシなどで叩くようにブラッシングしてよくカビを取ってください。