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目の前に広がる明石海峡と、根ざす地域の絆
明石舞子団地

最寄駅の背景に広がるのは、明石海峡大橋の架かる美しい海。全国的なニュータウンの先駆けの1つとなったこの団地では、平成15年度から街のコミュニティづくりが積極的に行われ、今では活き活きとした地域交流が根付いています。今回は、そんな眺望の良さと人のつながり・ちょっと変わった動物のオブジェが特徴の、明石舞子団地をご紹介します。

砂浜越しに望む明石海峡

最寄り駅はJR神戸線「朝霧駅」。神戸の中心市街地である「三ノ宮駅」や「元町駅」から電車で約26分、明石海峡大橋の入り口である「舞子駅」まで乗車約2分、大型ショッピングモール「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」のある「垂水駅」までは乗車約4分、庶民の台所「魚の棚」や明石焼き店舗・商業施設が集積する「明石駅」まで乗車約2分という便利な立地です。

「朝霧駅」の背後には「大蔵海岸」という海浜公園越しの明石海峡が広がっています。海を望むバーベキュー施設や天然温泉の入浴施設もあり、夏は海水浴を楽しむ観光客がビーチを賑わせています。駅周辺には、スーパーマーケットの「コープ」やコンビニ・郵便局、少し距離を伸ばすと家電販売の「エディオン」・銀行などといった日常に必要なものが一通り揃っています。

眺望と緑に恵まれた高台の団地

明石舞子団地は、ゆるやかな高台に広々とした住棟間隔で並ぶ5階建の111棟・全5484住戸で構成される団地です。敷地は神戸市垂水区と明石市にまたがっています。神戸市側の区画はネームブランドの強さから、明石市側の区域は子育て支援制度などの充実から、両区間ともに人気があります。「朝霧駅」から団地中央部にあるバス停「朝舞センター」まで乗車約5分。バスの便数は充分ありますが、団地まで続くゆったりとした歩道をのんびり進むこともできます。

団地の中心部には明石市の出張所・郵便局・銀行・スーパーマーケット・クリニックといった普段の暮らしに必要なものから、菓子屋・花屋・服屋・喫茶に定食屋など、日常がちょっと心豊かになるような店舗まであります。敷地内は緑が豊かで、紅葉シーズンは色とりどりの景色を、春には満開の桜を見ることができます。

総合病院である「明舞中央病院」が隣接していることも、安心できるうれしいポイントです。さらに第二神明道路大蔵谷インターチェンジが近く、車で遠くにお出かけも便利です。

幼稚園・保育園・小学校・中学校は徒歩10分圏内に揃っています。大きな3つの公園のうち「松が丘公園」はオリジナリティが強く、シロクマやバッファロー・水牛といったリアリティある動物のオブジェが数多く並びます。少し足を伸ばせば「新・こうべ花の名所50選」に選ばれた「東谷公園」もあり、ホタルの放流が行われることもあるそうです。

“どなたでもお気軽に” 柔らかな地域のつながり

実は明石舞子団地は、昭和30年頃から開発されて全国的にも先行事例となったニュータウンの1つ。時を経て、高齢化や老朽化による”オールドニュータウン化”が課題となり、今度は再生モデルの先行事例になろうと、平成15年度から「明舞団地再生計画」が策定され、ソフトとハードの両面にわたって計画的な取り組みが進められてきました。現在では、それらが根付き、地域コミュニティの基盤ができています。

現在、住民の憩いの場として最も機能しているのは、団地中央にある「松ケ丘コミュニティ交流ゾーン」です。地域住民の新たな交流スペースとして平成26年4月にオープンしました。ヨガ・手芸講習会・多言語体験会など、ほぼ毎日なにかしらの会が設けられています。多いときは1度に20名集まることもあるそう。 「地域支え合いの家ひまわり」というフリー交流会の開催時、入り口のガラス戸には「どなたでもお気軽にお立ち寄りください。温かいお茶を用意しております。ご自由にどうぞ」という、あたたかな歓迎メッセージが貼られていました。

※取材日(2017年10月)時点の情報になります

リノベーション住戸について

今回、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトが手掛けた間取りはMUJI×UR plan26MUJI×UR plan32MUJI×UR plan45です。5つのうち2つは海を望む上層階の住戸。窓を開けるとパノラマの明石海峡が広がり、どっしりとした淡路島の姿が見えます。

固定の壁で区切った3DKなどの既存間取りを改修して、住む人が自由にアレンジできる開放的な1LDKへ。階段室型なので両側面に大きな窓が設けられ、心地の良い光と風がふわりと室内に舞い込みます。もともとあった玄関横のガラス戸やキッチンのタイルをあえて一部残しているのは、団地の歴史を大切に受け継いぎたいという思いから。

小さなお子さんのいるご家族にはとくにおすすめの住環境。さらに、自宅勤務ができる執筆家やデザイナーといった職業の方にとってもピッタリかもしれません。疲れたらベランダで海を眺めてリフレッシュ、なんていかがでしょうか。