耐久性能

永く使うことを想定した劣化対策

通常の維持管理条件のもとで、少なくとも100年は住み続けることを想定している「無印良品の家」。
地震に対する強さだけではなく、腐食やシロアリ対策など、家を永く使うために必要な、あらゆる劣化対策を施しています。

劣化対策等級3

劣化対策等級は、3段階のうち最高の3を取得。これにより、長期優良住宅の認定条件を満たしています。

100年後も同じ強さを持つSE金物[劣化対策]

「無印良品の家」の構造を支えるSE金物は、高い防錆力を持つカチオン電着塗装を採用。
イオンの力で表面に錆びない膜をつくる処理方法で、自動車のボディの底部分にも使用されています。
約600時間にもおよぶ塩水噴霧試験でも、試験前の状態と同じ品質レベルを保ちました。これは、標準的な地域なら168年、塩害対策が必要な地域でも100.8年分の負荷をかけた状態に相当するもので、通常の住宅で使用される電気亜鉛メッキに比較して圧倒的な耐久性を実証しています。

常に乾燥状態を維持する通気工法[劣化対策]

「無印良品の家」では通気工法を採用しています。これは、外壁の仕上材と断熱材の間に通気層を設け、常に壁の中に溜まりがちな熱気や湿気を、地面付近から取り入れた空気を使って外に逃がすことを目的としたものです。これにより、外壁や屋根からの熱や湿気を外へ排出し、耐久性に優れた家づくりが可能になります。

湿気を防ぐベタ基礎[劣化対策]

「無印良品の家」が基礎として標準で選んでいるのは、150mm以上の厚みの鉄筋コンクリート造による「ベタ基礎」です。地盤上に一様に打設されたコンクリートで覆うベタ基礎は、布基礎と比べて地盤に接する面が大きいのが特長です。構造計算により適切な耐力を得た基礎で、建物全体の荷重を受け止めます。荷重の偏りや集中を分散させ、安定した構造をもたらすばかりか、地面からの湿気をも防ぐ効果があるとされています。
また、コンクリートの下には、防湿シートを敷いており、防湿効果をさらに高めています。

薬剤処理により軸組の劣化を防ぐ[劣化対策]

「無印良品の家」では、まず、シロアリの侵入口となる配管まわりや玄関まわりなどに防蟻処理を行います。さらに、地面から1m以内の柱や軸材、合板については、社団法人日本しろあり対策協会や公益社団法人日本木材保存協会に認定された、極めて低臭性で刺激性もほとんどない防腐・防蟻剤による薬剤処理を行っています。柱があらわしとなっている「木の家」では、無色の薬剤を塗布しています。

保証・保険

完成まで、そして住み始めてからの備えも万全

無印良品の家は必ず完成します。家を建てるときにも、住まうときにも、安心は必要不可欠です。「無印良品の家」では、全戸に対して、建物が完成するまではもちろん、住み始めてからの長期間にわたる定期点検など、あらゆる面で安心・安全に暮らせるように努めています。

維持管理等級3

維持管理等級は、3段階のうち最高の3を取得。これにより、長期優良住宅の認定を満たしています。

建てる前も。建てた後も。安心の保証体制があります

「無印良品の家」のモデルハウスには、無印良品の商品と同様の値札が付いています。これは、わかりづらい住宅の価格を明確にしようとする試み。このわかりやすさや安心感は、保証制度にも貫かれています。万が一の場合でも建物の完成をお約束する完成保証や、お引渡し後の瑕疵保証はもちろんのこと、築後10年にもおよぶ地盤保証、さらには構造の性能保証や定期メンテナンスまで。見える家と同時に、見えない安心をもお約束するのが「無印良品の家」なのです。

家の主要な部分の瑕疵を保証[瑕疵保証]

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」では、お客様のために、請負業者に対して住宅の基本部分について10年間の瑕疵担保責任を義務付けています。
また、請負業者は瑕疵責任を履行するため「住宅瑕疵担保履行法」により「瑕疵担保保険」などに加入することが義務付けられています。お客様が補修の費用を負担しないで済むような措置を講じているのです。 さらに「無印良品の家」では、通常は自主検査でよいとされる防水検査についても、第三者機関による検査を実施。徹底的に瑕疵の起こらない施工体制を取っています。

充実の定期点検[定期点検]

お引渡し後は10年間で、6ヶ月、1年、2年、5年、10年の合計5回の定期点検を実施しています。点検・清掃・修理などを容易にするために、基礎コンクリートに埋めない配管方法「基礎貫通ユニット」や換気ダクト・床下配管用の点検口を設けるなど、お住まいいただいてからも、お客様の安心をサポートしています。

保証の概要

  1. 地盤保証(20年間)
  2. 法令による瑕疵保証(10年間)
  3. SE性能保証(10年間)
  4. 瑕疵保険の加入
    ※平成21年10月1日以降の引き渡し物件は、瑕疵保険保険の加入が義務付けられました。無印良品の家では、法令の施行より先行して、全物件「瑕疵保険」に加入しています。(お客様のご負担はありません。)
  5. 定期点検 6ヶ月・1年・2年・5年・10年の計5回の点検を行います。
  6. 建物の完成を保証

家賃返済特約に対応。さらに、賃貸という発想へ[移住・住みかえ]

「無印良品の家」は長期優良住宅として認定を受けられるため、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)の「移住・住みかえ支援適合住宅」としても認定され、JTIによって、将来的に借上げ物件となりうることが約束されます。
この認定を受ければ、JTIが一時的に借り上げて転貸し、その家賃収入をお客様の返済に充てる「家賃返済特約付き【フラット35】」住宅ローンをご利用いただけます。
また、「急に海外転勤が決まった」「子どもが巣立ったのでマンションに引っ越したい」といった場合のライフスタイルの変化に合わせて、将来「無印良品の家」を賃貸にするという選択肢も選べます。

シリアルプレートのナンバーで全棟管理

家のお引き渡しの際には、洋服に縫い付けられた品質表示タグのように、全棟にシリアルプレートが取り付けられ、以後、住宅の品質は個別に管理されます。

長期優良住宅

無印良品の家は「長期優良住宅」です

長期優良住宅の根本にあるのは、「質の高いものを、手入れして永く大切に使う」という考え方。 長期優良住宅の認定制度は、日本人が本来もっていたモノへの接し方、住宅の住まい方を、現代に甦らせたものといえるかもしれません。 「無印良品の家」は、標準で長期優良住宅認定仕様。耐久性の高い建物であることはもちろん、各種の税制優遇、地震保険料の割引適用など、さまざまなメリットを受けることができます。

※床面積75m²未満、計画道路にかかる敷地など、条件が満たない場合は対象外となります。

長期優良住宅について

2009年に施工された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」は、住宅を長期にわたって使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負担を軽減するとともに、建てかえによる国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで優しい暮らしへの転換を図ることを目的としている、国土交通省の制度です。

この法律の制定とともに長期優良住宅の認定制度がスタートし、認定のための技術基準が設けられました。
その主な内容が下の表です。
これまでの一般的な住宅と比べると、技術的にも費用的にもハードルが高くなっており、費用に関しては国土交通省の試算によると、一般の住宅では坪10万円ほどの追加費用になる内容とされています。

「無印良品の家」の住宅性能表示等級と、長期優良住宅の認定条件(一戸建ての場合)

評価項目 主な等級の範囲と「無印良品の家」の標準等級 認定条件
構造の安定 耐震等級 1 2 3     2以上
劣化の軽減 劣化対策等級 1 2 3     3
維持管理への配慮 維持管理対策等級 1 2 3     3
温熱環境 断熱等性能等級 1 2 3 4   4

無印良品の家は、費用を追加することなく
長期優良住宅の認定を受けられます

無印良品の家は、2004年に建てられた最初の1棟から高い性能基準を課し、長持ちする家づくりをすすめてきました。この考え方から無印良品の家は、長期優良住宅の認定基準に標準仕様で対応しているため、長期優良住宅に対応するための仕様変更にともなう追加費用なしで、優良処置が受けられます。(※「縦の家」は認定低炭素仕様に標準対応となります)

また、無印良品の家は全てにグッドデザイン賞を受賞しており、長期優良住宅に対するための仕様変更にともなう追加費用がなく、標準仕様のまま、そのデザイン性の高さも保っています。


長期優良住宅の優遇処置とその条件とは
「無印良品の家」は現在、国が主導となって進めている各種政策として、税金の控除や軽減措置の対象となるだけでなく、住宅ローンの金利引き下げなどといった数々のメリットを受けることができます。


住宅ローン減税 控除される金額とその対象
住宅ローンを利用している方の所得税を減税・控除する制度です。
所得税以外にも個人住民税から10年間、毎年控除できるようになっています。


無印良品の家は、長期優良住宅及び認定低炭素住宅であるため、一般住宅よりも優遇されます。
所得税から控除し切れなかった場合、住民税から控除されるかたちになります。
国土交通省 各税制の概要(PDF)