温熱性能

室温を一定に保つダブル断熱・トリプルガラス

「無印良品の家」は、外断熱と内断熱のメリットを兼ね備えた「ダブル断熱工法」を採用しています。
これまでの断熱性能を大幅に越える断熱性能で、一室空間でありながら快適な室内環境を実現するだけでなく、家の耐久性も向上します。 また、室内の空気を常に新鮮に保つ「計画換気」も実施。四季を通じて、快適に過ごすことができます。

断熱等性能等級4

断熱等性能等級は、4段階のうち最高の4を取得
これにより、長期優良住宅の認定条件を満たしています。

外断熱と内断熱のメリットを兼備し高い断熱性能を発揮する「ダブル断熱工法」[ダブル断熱]

近年、急速に高まってきた地球規模での環境・エネルギー問題。国は低炭素化社会へのロードマップづくりを進めており、2020年には省エネ基準の義務化・2030年にはZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)が新築住宅の平均になることをめざすなど、住宅に求められる断熱性能が大幅に上がります。
「無印良品の家」は、これからの住まいに求められる基準を見据え、ダブル断熱工法を標準採用しています。高い断熱性能を発揮するためには、断熱材の厚さが必要。そこで外断熱に加え、12cm角の柱で囲まれた内側に断熱材を充填する「ダブル断熱」によって、高い断熱性能を確保しました。内断熱だけの場合、柱や梁などの構造材で断熱材が途切れてしまい、その部分が熱の逃げ道(ヒートブリッジ)となってしまいますが、ダブル断熱では、この部分を外断熱部分がすっぽりと包みこむため、高い断熱性が発揮されます。また、日本の住まいにおいては、断熱と防湿をセットで考えることも重要です。外側の断熱材は、室内と壁の中の温度差を小さくする役割を果たすため、建物の耐久性や快適性を損なう原因となる結露を抑え、結露によるカビの繁殖や、腐朽菌の発生を抑制することができます。

世界最高クラスの、圧倒的な断熱性能[断熱材]

断熱材は、気泡が小さいほど、輻射熱(赤外線)が跳ね返される回数が増え、輻射による熱移動が少なくなって熱が伝わりにくくなります。また気泡が小さいと対流もほとんど起きず、さらに熱が伝わりにくくなります。「無印良品の家」が外断熱に使用する「フェノールフォーム」は、従来品の気泡構造をさらに微細化し、世界最高クラスの極めて低い熱伝導率、0.020W/(m・K)を実現。他の断熱材と比べて、同じ厚さでも高い断熱性能を誇ります。

燃えにくく、性能が長持ちする[断熱材]

フェノールフォームの主原料は、熱に強く燃えにくいフェノール樹脂。熱で硬くなる特性を持ち、耐熱性・難燃性が求められる家の断熱材として最適です。また、気泡が小さいだけでなく、ガスバリア性の高い気泡膜によって1つ1つ独立して構成されているため、内部に閉じ込められた発泡ガスの漏洩や、外気の侵入を防ぎ、断熱性能を長期間維持することができます。

住まいの熱効率を高める、高断熱を追求した高性能フレーム[断熱サッシ]

建物全体の断熱性や気密性が高くても、開口部=窓の性能が低ければ、熱は外部に逃げてしまいます。また、外気温と室温の温度差が大きい場合では、窓枠に結露が生じることもあります。日本の窓フレームの素材には、アルミと、主に寒冷地で用いられる樹脂の2種類がありますが、「無印良品の家」では、両者を組み合わせた「高性能ハイブリッド窓」(アルミ樹脂複合サッシ+トリプルガラス)を採用。アルミと樹脂のメリットを融合させながら、樹脂窓と同等の 断熱性能を実現しました。

「高断熱」と「軽さ」を両立した高性能ガラス[開口部]

「無印良品の家」の壁や屋根は、断熱等性能等級4を大きく超える性能を持っていますが、さらに断熱サッシとトリプルガラスの標準採用※によって壁・天井・窓の表面温度の差を小さくし、温熱的快適度を向上させています。サッシの素材には、風雨にさらされる室外側には耐久性・耐火性に優れたアルミを、室内側には、外気の影響を最小限に抑える、熱伝導率がアルミの1/1,000と言われる樹脂を使用。トリプルガラスは、内外2枚をLow-Eガラスとし、空気に比べ熱伝導率を約30%抑えるアルゴンガスを封入することで、優れた断熱性能を発揮します。中間ガラスには、厚さわずか1.3mmの特殊薄板ガラス(透明ガラスの場合)を用い、トリプルガラスでありながら、複層ガラス並みの軽さを実現しています。

※サッシが防火設備とされる「防火・準防火地域」においては、標準のトリプルガラスでなくペアガラスとなります。

スリムなフレームでガラス面積最大化[断熱サッシ]

一般的に、熱を通しやすいフレーム(窓枠等)の露出を抑え、熱を通しにくいガラス面積を大きくすることで、断熱性能はより高まります。窓の断熱性能を高めるために、「無印良品の家」のサッシでは、アンカー式グレチャンによって、フレームをスリム化しつつ、ガラス面積を最大化。耐久性を保持しながら、断熱性能と意匠の両面を向上させています。

快適性を向上させる計画換気[換気]

断熱性や気密性に優れた家では、室内の空気を対流させること、結露やカビの原因となる室内の湿気を排出することなどが求められます。「無印良品の家」では、適切な場所に換気システムを計画し、室内の空気のよどみをなくし、一室空間の快適性を向上させています。

第3 種計画換気システムを採用[換気]

「無印良品の家」の計画換気では、新鮮な空気を外部から自然給気し、室内の汚れた空気を機械によって排気する「第3種計画換気システム」を標準装備しています。これは、リビングや寝室に設置したフィルター付きの給気口から新鮮な空気を取り入れ、トイレや洗面室、クローゼットなどに設置したファンを通じて、湿気やにおいを含んだ空気を24時間排出するもの。無印良品の「木の家」ではダクトレスで排気口を設置し、「窓の家」ではダクト式の換気システムを採用。いずれの場合も、高気密により標準大気圧よりも圧力が低い状態(負圧)であるため、給気は壁に設置された給気口から、排気によって生じる圧力差で自然に行われます。

床下結露や木材腐朽を防止する基礎断熱工法[基礎断熱]

「無印良品の家」では「基礎断熱工法」を採用しています。これは、床下に断熱材を施工せず、建物の外周に面した基礎立ち上がりに、板状の断熱材を張る工法で、床下換気口を設けません。一般的な木造住宅の「床断熱工法」と異なり、外からの湿気を取り込まず、床下結露や木材腐朽を防止する効果があります。また、基礎と土間のコンクリートは、室温や地熱の蓄熱層として利用できるため、室温の安定化をもたらします。夏は外気より低い温度の地熱により床は冷たく、冬は蓄熱により床の冷たさが和らぐなど、省エネルギー効果が期待できます。

「F☆☆☆☆」水準の安全な材料を使用[ホルムアルデヒド対策]

「無印良品の家」では、内装の仕上げ材、天井裏の下地材、集成材などすべてに、ホルムアルデヒドの放出量が最も少ないとJASやJISの基準で認められた「F☆☆☆☆」水準の安全な材料を使用しています。

無印良品が考える快適温度の家づくり「+AIR」

室内の温熱環境は、家の性能を決める大切な要素です。 これには、高い断熱性能を前提として、立地や風向、地域の気象条件などを設計に組み入れる「パッシブデザイン」の考え方が重要となります。
太陽の熱や光、風と心地よく暮らすために。「無印良品の家」では、建設するすべての建物の温熱シミュレーションを実施。家の快適性を「温熱性能」として事前に数値化し、プランに反映します。完成するのは、エアコンなどの機器になるべく頼らない、太陽の熱や光、風を取り入れた、世界にひとつの心地よい住まい。 さらには、家族構成やライフスタイルに合わせて、窓を開けるタイミングや日除け、庭木のあり方などもアドバイス。自然の理に適った快適な家に、賢く暮らしませんか。

自然を活かして快適に暮らすパッシブデザイン

風や太陽の光、熱などの「自然エネルギー」を最大限に利用して、エアコンなどの機器をできるだけ使わずに快適に賢く暮らす。こうしたことを実現する住宅の設計思想・手法を「パッシブデザイン」と言います。日本には昔から、深い軒やすだれ、縁側などがあり、日差しを遮ったり風を通したりするのに活用されてきました。こうした自然のエネルギーを上手に利用するのも、パッシブデザインのひとつと言えるでしょう。日本家屋をお手本に、快適でエコな暮らしを可能にする。「無印良品の家」の「+AIR」は、パッシブデザインを一棟ごとに最適化し、プランへと反映させます。

家ごとに快適性を提案する「+AIR」

心地よさの感覚は人によって異なります。住む人の感覚や生活スタイルを考えあわせることが、効果的なパッシブデザインのポイントです。無印良品の家+AIRは、心地よさと環境性能に優れた住まいづくりをデータで把握できるしくみ。日ざしや風の入り方をコンピューター解析・数値化して比較し、室温維持に必要なエネルギー量を計算します。さらに家族構成や暮らし方によるさまざまな生活場面の室温をシミュレーションして、実際に住む人に適した快適さを目ざしています。これによって、一つひとつの家ごとに最適なパッシブデザインが可能になります。

SKELETON + INFILL + AIR

建物を「スケルトン(構造体)」と「インフィル(内装・設備)」に分けて設計することをスケルトン+インフィルと言います。無印良品の家は壁を建物の支えとしない頑強なフレーム構造(SE構法)を採用しているため、「間仕切り壁」を可変性のある「インフィル」と考えてきました。「永く使える、変えられる」を実現するために、ライフスタイルの変化や家族の成長に応じて、自由に、簡単に、そして安全に変化させていくことができるのです。

そして外観や素材だけでなく、空気の品質でも家の性能が決まります。
「スケルトン」+「インフィル」から、さらに進化するしくみ無印良品の家「+AIR」は、建物の向きや、庇や窓の位置、大きさなどの建築的に自然エネルギーを採り入れる設計から、エアコンをつける時間帯や設定温度、窓を開けるタイミングや庭の木の提案など、自然エネルギーと上手に付き合っていく暮らし方のヒントまで、一つの家ごとに、暮らしに合わせた快適温度をデザインします。

季節や生活時間に合わせた、心地よさのつくり方

光と風のあり方を見直すことで、いつも家は心地よいものになります。

空気の流れを設計する。

たとえば窓をどこにつけるか
窓の位置によって室内の空気の流れにも変化が生まれます。無印良品の家は家の向きや1階から2階へとつながる空間を考えて窓の配置を提案します。

暮らしの中で工夫する。

窓際のアイデア
窓からの日射をコントロールすると室温は随分違ってきます。エアコンでむりに温度を上下させるのではなく、取り外しできるアイテムで光と熱量を調節する効果的な方法をご紹介します。

自然を上手にとり入れる。

夏と冬の使い分け方
窓のそばに落葉樹を一本植えると、夏は木陰、冬は日光が入り、季節の移り変わりも知らせてくれます。無印良品では身近な自然や四季を感じられる生活を大切にしています。

光と風を賢く活かす 日射/通風シミュレーション

自然の風、太陽の光や熱は、季節や時間、土地、そして近隣環境によって異なります。「無印良品の家」では「通風/日射シミュレーション」を一棟一棟実施する「+AIR」により、冷暖房に極力頼らず、自然のエネルギーを十分に活用するため、風の流れや日射を科学的に検証・確認しています。

庇(ひさし)や窓の位置から、最適な日射をシミュレーション[太陽光利用]

窓の働きは、日射に関して言えば、夏と冬とでは正反対です。例えば、冬に太陽の暖かさを室内へもたらす窓が、夏には暑さの原因となってしまいます。こうした問題を解決するのが「無印良品の家」の実施する「日射シミュレーション」。日当りは住まいのどの場所がよいか、日射は季節や時間によってどう異なるかを表示し、同じ窓を通じて、夏はいかに太陽の熱を遮り、冬はいかに太陽の熱を得るのかをシミュレーションプログラムで検証。家と日当りの関係を把握しながら、敷地内における建物の配置やゾーニング、効果的な窓の配置、日射を遮蔽する庇などを細密に検討します。

夏は日射を遮り、冬には暖かな日差しを取り込むために[太陽光利用]

「無印良品の家」では、その家が建つ地域や方角に最適な日射対策を行っています。 「木の家」なら、外観デザインの特徴でもある深い軒。「窓の家」なら、インナーバルコニーやインナーテラス。これにより、夏の強い日射をカットし、冬の低い日差しを取り込むようにしています。冷房エネルギーなら15~45%、暖房エネルギーなら5~40%削減できます。
また、夏の南の太陽高度は高く、軒や庇で日射をうまく遮ることができますが、東西は低い日差しが軒や庇をかわして建物内に直接入ってきます。そのため、東西の日射遮蔽をあらかじめ検討しておくことも大切です。
例えば、夏は開口部の前に落葉樹を植えたり、ゴーヤなどによる緑のシェードを設けたりできれば、葉の部分で太陽の熱を吸収・拡散し、開口部や壁の温度上昇を防ぐことができます。そして冬には落葉によって光が室内まで届き、熱を室内に取り込みやすくなるのです。夏には窓にすだれを設けることでも、同様の効果が期待できます。
こうした工夫によって、敷地の制約から庇を十分に設けられない場合や、東西側に開口部がある場合などにも、一年を通じて心地よい暮らしを送ることができます。

日射熱を利用して、暖房エネルギーを削減[太陽光利用]

南面に設けた大きな開口部から冬の日射熱を取り込み、蓄えておくことができれば、昼間の暖房エネルギーを削減しつつ、夜間にも続く暖かさを得ることが可能です。その前提としては「無印良品の家」のような、取り入れた日射熱の損失を抑制する高い断熱性・気密性と、断熱性能の高い開口部とが必須条件となります。
また、居住空間における体感温度は、一般的に窓・壁・床などの表面温度と室温の平均と言われています。「無印良品の家」では、表面温度と室温の差が少なく、エアコンの設定温度が低くても、体感温度を向上させることが可能です。

人工照明の利用を減らす昼の光[太陽光利用]

窓をバランスよく配置し、吹抜けによって室内の奥まで光を導くことができれば、四季を通じて昼間の光を効果的に取り入れられます。これにより、南側の部屋を明るくすることはもちろん、北側の部屋にも光を届けることができ、人工照明の利用を減らすことにもつながります。

室内を涼しく保つための風をシミュレーション[自然風利用]

「無印良品の家」では「通風シミュレーション」により、窓の位置や大きさなどで風の流れがどう変わるのかを確認できます。風速が1m/秒増すごとに、体感温度は約1℃ずつ低くなると言われるように、風があれば実際の気温よりも低く感じられるため、夏でもエアコンや除湿器に頼らず快適に暮らせる時間が長くなります。

その土地特有の風、卓越風を窓から取り入れる[自然風利用]

風向きは土地や季節により異なります。シミュレーションの際は、アメダスデータを元に卓越風(ある地域で、ある期間に最も吹きやすい風)の頻度と方位を図示した風配図を作成。特に、風通しをよくしたい夏の最適な窓の位置やサイズを検証・見える化し、直接的・間接的に風を取り込む方法もご提案します。

壁に沿って吹く風も取り込める、ウィンドウキャッチャー[自然風利用]

風を呼び込むためには、メインの開口部はもちろん、ウィンドウキャッチャー(縦滑り出し窓や袖壁)を活用します。大きな窓を多く設ければよいわけではなく、風の通り道をきちんとつくることによって、建物の外壁に沿って吹く風も取り込めるなど、効率のよい通風計画を行っていきます。

快適性を数値で証明する、温熱計算

「無印良品の家」の「+AIR」は、風や太陽の光、熱の取り込み方を「見える化」するだけではなく、家の温熱性能を「温熱シミュレーション」によって数値化しています。
これに基づき、断熱等性能等級の取得や、個々のライフスタイルに合わせた快適な暮らし方のご提案を行っています。

断熱等性能等級4

断熱等性能等級は、4段階のうち最高の4を取得。これにより、長期優良住宅の認定条件を満たしています。

省エネルギー基準に基づき、断熱性能を計算します

断熱等性能等級の判定においては、北海道から沖縄まで日本全国を8つの地域に区分し、各地域の気候特性を踏まえた基準値が定められています。家全体の熱の逃げやすさ(外皮平均熱貫流率=UA値)を等級1〜4の4段階で、家全体の夏の日射の入りやすさ(冷房期の平均日射熱取得率=ηA値)を、等級2・3・4の3段階で、家全体で年間に使われる消費エネルギー量を、等級1・4・5の3段階で評価しますが、「無印良品の家」では、この判定基準において、全棟、最高値の4等級を取得しています。

(参考)省エネルギー基準

省エネルギーの性能は、国によって定められた計算方法によって「外皮性能」と「一次エネルギー消費量」の2つの基準を使って評価されます。

外皮性能とは、「断熱性」「日射の入り方」といった設備に頼らない、建物自体の性能のことです。
熱の逃げやすさ(UA値)と夏の日射の入りやすさ(ηAC値)を計算で求め、どのくらい性能が優れているかを見ることができます。

一時エネルギー消費量とは、その家の外皮性能のほかに「設備機器性能」「地域の特性」「建物の規模」をもとに計算された1年間の電気・ガス・灯油などの消費量のことです。
一次エネルギー消費量基準の評価では、評価対象住宅において、共通条件の下、設備仕様で設定した値(設計一次エネルギー消費量)が、基準仕様で算定した値(基準一次エネルギー消費量)以下となることが求められます。

北海道から沖縄までの日本全国を8つの地域に区分し、各地域の気候特性を踏まえた基準値が定められています。

家の温熱性能を、エネルギーの削減量やランニングコストで確認[温熱計算]

シミュレーションでは、まず、暖冷房をせず、窓を閉め切った状態での自然室温を確認。そして、暖冷房負荷計算によって、室内を所定の温湿度(冬の暖房使用なら18℃以上、夏の冷房使用なら27℃以下・湿度60%以下)に維持するのに必要なエネルギー量を1年分導き出します。さらに、温熱性能の単位(MJ/㎡・年)からは把握しづらいエネルギー量を「月々の光熱費」として算出し、おおよその「家のランニングコスト」を予測します。
この結果と一般的な日本の住宅(30年前の建物、旧省エネルギー基準相当)との性能を比較することで、どのくらい温熱性能に優れているのかを把握できます。

快適に暮らしていただくためのオリジナルご提案集[温熱計算]

「無印良品の家」では、より少ないエネルギー使用量で快適かつ豊かに暮らせるヒントを集めた「快温アドバイスシート」をご用意しています。家が持つ省エネルギー性能と心地よさとは何か。そして、環境に対する負荷を減らすために、住まう人自身が無理をせず続けられるライフスタイルとは何か。無印良品ならではの観点から、日光や風の上手な取り入れ方など、快適な室内環境を維持していくためのポイントをご紹介。「温熱シミュレーション報告書」と合わせてお渡ししています。

太陽光発電

無印良品の家が考える 太陽光発電

無印良品の家は、家そのものの高い断熱性能と、風や太陽の光、熱などの「自然エネルギー」を最大限に利用するデザイン「パッシブデザイン」の考え方で、エアコンなどの機器をできるだけ使わない、快適で賢い暮らしを提案しています。

家の空調器具にかかるエネルギーを削減するために、次の断熱仕様と設計手法を標準として、その効果を「+AIR」という全棟温熱シミュレーションのしくみで見える化を実現しています。

  1. 室温を一定に保つダブル断熱+トリプルガラス(キープ・エナジー)。
  2. 風や太陽の光、熱などの自然エネルギーを取り込むパッシブデザイン(ハーベスト・エナジー)。

無印良品の家は、高い気密・断熱性能と、パッシブデザインを採用することで、年間に必要な冷暖房エネルギーは、通常の家に比べてかなり大幅に削減されていますが、ゼロになるわけでありません。このわずかに残るエネルギー消費を、太陽光の持つエネルギーで代替させようというのが、無印良品が考える「太陽光発電システム」です。

そのため、屋根に最低10㎡ほどのスペースがあれば、自分で冷暖房に使う電気をつくれる、というのが特徴です。 ※「木の家」5間×4間半プランでの試算

無印良品の家の快適&省エネ性能

ZEH対応について

「ZEH」(ネットゼロエネルギーハウス)とは、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロとなる住宅のことです。
経済産業省資源エネルギー庁は、「エネルギー基本計画」(2014年4月閣議決定)において、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でこの「ZEH」の実現を目指す」とする政策目標の達成にむけたZEHロードマップの検討を行い、そのとりまとめを2015年12月に公表しました。
ZEH普及加速事業費補助金は、上記政策目標とZEHロードマップに基づくZEHの普及を加速させることを目標として、ZEHに新築時に補助金を交付するものです。
その補助金交付要件は以下となっています。(抜粋。詳細はこちらのページをご参照ください。)

  1. 住宅の外皮性能は、地域区分ごとに定められた強化外皮基準以上であること。
    (UA値は地域区分ごとに定められた数値以下であること)
  2. 設計一次エネルギー消費量は、再生可能エネルギー・システムによる創エネルギー量を除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上削減されていること。
  3. 太陽光発電システム等の再生可能エネルギー・システムを導入すること。
    売電を行う場合は余剰買取方式に限る。
  4. 設計一次エネルギー消費量は、再生可能エネルギー・システムによる創エネルギー量を加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上削減されていること。
  5. 申請する住宅は「平成28年度 住宅・ビルの革新的省エネルギー技術導入促進事業費補助金(ネット・ゼロ・エネルギーハウス支援事業」(以下、H28ZEH支援事業という)でSIIに登録されたZEHビルダーが設計、建築または販売を行う住宅であること。

無印良品の家では、このZEH普及加速事業費補助金にも対応しています。(2021年3月現在)