温熱環境

快適性を数値で証明する、温熱計算

「無印良品の家」の「+AIR」は、風や太陽の光、熱の取り込み方を「見える化」するだけではなく、家の温熱性能を「温熱シミュレーション」によって数値化しています。
これに基づき、断熱等性能等級の取得や、個々のライフスタイルに合わせた快適な暮らし方のご提案を行っています。

断熱等性能等級4

断熱等性能等級は、4段階のうち最高の4を取得。これにより、長期優良住宅の認定条件を満たしています。

まずは、外皮の熱性能基準に基づき、断熱等性能等級を判定する[温熱計算]

断熱等性能等級の判定においては、北海道から沖縄まで日本全国を8つの地域に区分し、各地域の気候特性を踏まえた基準値が定められています。家全体の熱の通しやすさ(外皮平均熱貫流率=UA値)を等級1〜4の4段階で、家全体の日の通しやすさ(冷房期の平均日射熱取得率=ηA値)を、等級2・3・4の3段階で評価しますが、「無印良品の家」では、この判定基準において、全棟、最高値の4等級を取得しています。

家の温熱性能を、エネルギーの削減量やランニングコストで確認[温熱計算]

シミュレーションでは、まず、暖冷房をせず、窓を閉め切った状態での自然室温を確認。そして、暖冷房負荷計算によって、室内を所定の温湿度(冬の暖房使用なら18℃以上、夏の冷房使用なら27℃以下・湿度60%以下)に維持するのに必要なエネルギー量を1年分導き出します。さらに、温熱性能の単位(MJ/㎡・年)からは把握しづらいエネルギー量を「月々の光熱費」として算出し、おおよその「家のランニングコスト」を予測します。
この結果と一般的な日本の住宅(30年前の建物、旧省エネルギー基準相当)との性能を比較することで、どのくらい温熱性能に優れているのかを把握できます。

快適に暮らしていただくためのオリジナルご提案集[温熱計算]

「無印良品の家」では、より少ないエネルギー使用量で快適かつ豊かに暮らせるヒントを集めた「快温アドバイスシート」をご用意しています。家が持つ省エネルギー性能と心地よさとは何か。そして、環境に対する負荷を減らすために、住まう人自身が無理をせず続けられるライフスタイルとは何か。無印良品ならではの観点から、日光や風の上手な取り入れ方など、快適な室内環境を維持していくためのポイントをご紹介。「温熱シミュレーション報告書」と合わせてお渡ししています。

さらに、年間暖冷房負荷計算「温熱シミュレーション」を実施[温熱計算]

「無印良品の家」の「+AIR」では、加えて、年間暖冷房負荷による計算「温熱シミュレーション」を行っています。家の快適さは、建物自体の性能だけでは決まりません。「地域の気象条件」「敷地の特性」「暖房スケジュール」など、建物の外的要因や、ご家族の住まい方によっても変わってくるのです。これを数値化し、年間を通して「快温」な家であるかどうかを事前に確認するのが、年間暖冷房負荷計算。「無印良品の家」では、この計算結果を最終設計にフィードバックするとともに、報告書やアドバイスシートとしてご提供することで、住まう人にとっての快適さをわかりやすく提示しています。

家の快適性を数値で確認[温熱計算]

「無印良品の家」では、暖冷房負荷計算を行うプログラムを使って、省エネルギー基準にのみとらわれない、住む方の実際の生活パターンを踏まえた快適な室温をもシミュレーションしています。生活ヒアリングシートを元にお話をうかがい、例えば、共働きの方なら、カーテンをして出かけると帰宅時の室温は何℃なのか。そのカーテンが遮光タイプの場合なら、また、すだれを使って外部を遮蔽した場合なら何℃なのか。夏と冬、それぞれにおいてエアコンを点けるとき、何℃で生活したいのか。このような点に関するシミュレーション結果を「温熱シミュレーション報告書」としてご提供しています。