今回は沿線の開発が進む、茨城県の住宅地に建つ「木の家」を訪ねました。なんと、この「木の家」には、一つの特徴である「吹き抜け」がないとのこと。
吹き抜けがない「木の家」とは一体どのような空間が広がっているのか?興味津々で伺ったところ…
大きな空間を楽しむように、好きなものを自由に配置して、自分のスタイルを大切にする…
そんな家づくりを目指したことが明確に伝わる、新しい“かたち”の「木の家」がありました。
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■建物概要
ご住所:茨城県つくばみらい市
竣工年月:2007年12月
建築面積:79.49平方メートル(24.04坪)
延床面積:115.93平方メートル(35.06坪)

■ご家族構成
ご夫婦
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もともとは家を建てることはあまり考えていなかったというT様。以前住んでいたマンションの近くで、土地の分譲があることを知り、「家賃と比べてもそれほど変わらない価格で買えるなら、いっそ購入した方が良いのでは?」と決意し、土地を購入。「でも、すぐには建てるつもりは無かったのですが、いざ購入してしまうとやっぱり早く建てたくなってしまい…(笑)」と無印良品の世田谷店を見学に行ったそうです。「これかな。と直感しました。無印良品の家はかたちがはっきりしているので、建てた感じが予想できるのが良かったと思います。それでいて、中は自由にアレンジできるし」と、無印良品の家に決めるまでを振り返っていただきました。
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さて間取り図を見ると「木の家」の特徴の一つである吹き抜けが無いことに気付きます。間仕切りの無い22帖大の大きな空間には、余計な物は一切置かれず、余裕で6人は座れる大きな無印良品のリアルファニチャーテーブルが空間に馴染んでいます。「でも普段の生活はほとんど二階なんですよ。寛ぐのも、寝るのも、食事も。なぜならテレビがあるから(笑)」それにしても一階がもったいなくないですか?と聞いてみると、「友人が来たときに使ったり、二階でできない焼肉や鍋物などは一階ですね」とうまく使い分けをされているようでした。
吹き抜けをなくしたのはなぜですか?と聞いてみると、「後から増築するのは大変ですから、最初に床面積を一番大きくしておきたかったんです。無印良品の家は、後から簡単に間取りを変更することができるので、その点でも安心でしたね。」とご主人。床から天井までの高さがある大開口サッシが4間分も広がっているので、明るさも開放性も十分。「結果的に吹き抜けをなくしたことは後悔していません」と納得されていました。
二階は大空間に負けない大型の観葉植物が置かれています。「植物でスペースを分けるように配置しています」とご主人。大好きな家具や所々に置かれたフィギュアなどの小物、植物がバランス良く置かれたT様のインテリアのセンスに脱帽です。また、壁一面の収納はモデルハウスを参考にしたもの。「当時オープンしていたモデルハウスはほとんど見に行きました」と情報収集も万全。
道路側の外観デザインはかなり悩まれたとか。「設計の担当の方とも相当議論をしましたね」。その結果、玄関ドア以外は何も無い、極めてシンプルなカタチに。白い外壁、白い車、そして外構計画があいまって非常に存在感あるデザインにまとまっています。
「時々、ウッドデッキで七輪を使ってサンマを焼いたり、焼肉をしたりして楽しんでいます」と「木の家」での生活を満喫されているT様。正に「木の家」を“使いこなして”いると感じました。
我が家の「ここがこだわり!」
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内壁は通常、シナベニアの木目がうっすらとわかる位の濃さで白く塗装するところを完全に真っ白に塗りつぶして、統一感を図ったそうです。「現場で塗装が始まる直前まで悩んで決めました」 |
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担当者から一言
1階・2階の大空間は、開放感でいっぱいです。
最近では、このT様の見学会をきっかけにして、吹き抜けのない「無印良品の家」をお建てになるお客様も増えてきました。(有楽町店:千葉)

■ 無印良品の家 その他の施工例はこちらで紹介しています。
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