電球の色もいろいろ
 1つ目のポイントは色です。住宅で一般的に使われる照明の明かりには、大きく分けて3色あります。黄色い電球色、白っぽい蛍光色、蛍光色よりさらに青白い昼白色の3色です。
モデルルームのリビングやダイニングなどで多く使用されているのは、電球色の光。ロウソクや焚き火など、昔から自然と目にしてきた明かりに近い色です。黄色い光は柔らかな雰囲気で、人の気持ちをリラックスさせてくれます。ホテルやレストランの空間から落ち着いた雰囲気を感じるのは、照明の効果も大きいのです。
しかし電球色である白熱灯は、寿命が短く熱を発するので、部屋には不向きな場合もあります。
一般的に白熱灯は、入/切を頻繁に行う場所、蛍光灯は長くつけたままにする事の多い場所に向いていますが、現在は蛍光灯でも電球色が市販されており、気軽に試すことができます。
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照明器具をうまく使う

2つ目のポイントは、照明器具の使い方です。モデルルームなどでは天井に埋め込んだダウンライトや、壁や天井を照らす間接照明などが使われていることが多くあります。
そういった照明は、建築の段階から決めていないと、後から設置するのはちょっと難しく、大変です。そこで、市販の照明を使ってできることをご紹介します。
まずは、フロアスタンドなどをうまく利用してみましょう。部屋の壁面や天井を照らすことにより、空間の奥行き感を演出することができます。たとえば、フロアスタンドを部屋の隅に置くだけでだいぶ雰囲気を変えることができます。照明の向きを自在に変更できる器具なら、気分によってその向きを変えてみるのもいいでしょう。天井に設置するタイプの照明器具でも、上下に光がこぼれるもの、レールをつけてスポットライトを設置できるもの等、さまざまなタイプがあります。好みや目的によって使い分けて、部屋の雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。
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