モノづくりプロジェクト
みんなのインナー
毎日の生活に欠かせない、さまざまな洋服や小物たち。
だからこそ、”ほんとうにほしいもの”をそろえたいと考えました。
商品化までのステップ
アンケート
アンケート結果
モニター会&開発レポート
防寒肌着 発売
男性下着 発売

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男性下着モニター会&防寒肌着開発レポート みんなのインナー開発が、いよいよはじまりました
MUJI.netメンバーの皆さまにご協力いただいたアンケート結果をふまえ、
いよいよ、男性下着と防寒肌着の開発がスタートしました。

まず、2009年5月9日(土)に、「男性下着モニター会」を行いました。当日お集まりいただいたのは、前回のアンケートより選ばれた5名のモニターの皆さまです。今回は事前に開発商品のモニタリングをしていただいた上で、率直な意見交換をしていただきました。

また、寒い冬に向けて着々と進んでいる、防寒肌着の開発状況もあわせてお届けします。
男性下着モニター会報告レポート 防寒肌着開発報告レポート
男性下着モニター会レポート 下着への“こだわり”をお聞きしました
好きなかたちは? 前回のアンケート結果より
アンケートでお伺いした結果より、6割以上の方が、フィット感の高いボクサータイプを好まれていることがわかりました。
その結果を受けとった開発チームは、今回のプロジェクトにおける開発アイテムをボクサータイプに絞り込み、より快適な下着づくりをはじめました。

また、アンケートでは回答いただいた約4割が“毎日こだわりの下着”や、“お気に入りの下着を着る”という結果もありました。
そこで、今回のモニター会では、ボクサータイプの下着についてモニタリングしていただくことと、こだわりの下着に対する思い入れについて調査することがテーマとなりました。
こだわりの“パンツライフ”を教えてください
モニター会では、はじめに、アンケート回答者の中から抽選で選ばれた5名のモニターの皆さまにそれぞれ、普段の生活で使用している下着についてお聞きしました。
「毎日履くものだからこそ、生地や肌触りにこだわりたい」というご意見や、お出かけ用を履き分けているといった“オン・オフの切り換え”など、それぞれにこだわりの“パンツライフ”を送られていることが垣間みえました。
モニターの声

「綿100%しか履きません」

「下着は家用とお出かけ用で使い分けています」

「職場で着替えるので、男性同士でも、見えても大丈夫なものを履くようにしてますね」

「平日は仕事なのでモノトーン、土日はお休みなので、柄もの勝負パンツを履いたりして使い分けています」

「青と黒をメインに選ぶ。グレーはかたちがよくないと買わない」

「下着は、手触りで決めています。肌触りが重要なので」

「トランクスは履かない。ホールド感がほしいので」

「良くなかった時のリスクがあるので、必ず1枚売りのものを買ってみて、気に入ったら色違いを買うようにしています」

サンプルの着心地はいかがでしたか?
今回のモニター会では、開発段階のサンプルを事前にお送りし、普段の生活で使用していただきました。
その感想を伺ったところ、「フィット感がない」「生地が洗濯に弱い」「ウエスト部分のゴムがきつい」という声が多く、こだわりのある皆さまの、厳しい意見も飛び交いました。

また、最後には、こんな下着があったらうれしい、というご意見や、下着売場へのご要望なども教えていただきました。
モニターの声

「ボクサーパンツなのに履くとブルマっぽい。おじいちゃんのパンツみたいって思いました」

「勝負パンツには使えない……」

「シルエットがトランクス。太ってみえるかも」

「洗濯して乾いた時、生地がしわくちゃになって、もたついてしまいました」

「何度か洗濯しているうちに、ゴムがねじれるんです」

「洗濯を重ねるうちに、毛玉ができやすくなるのがちょっと……」

「細めというより、フィット感が欲しい。ある程度のフィット感がボクサーパンツには必要」

「フィットとはいえ、汗をかいた時に肌につかないものがいいです」

「股上が浅くない。股上と股下のバランスが悪い」

「股上は、腰骨にかかるくらいがいい」

「色は、今のままでいいと思う。生成や明るい色だと、汚れが目立ちそうで……色というより柄のバリエーションを期待しています」

「触って素材をたしかめたいので、売り場にサンプルが欲しいです」

「数枚入りのパック売りだと自分で好きなものが選べないので、“えらべるパジャマ”のように、自分で選んで買いたい」

「無印良品の色味の、落ち着いたピンクあたりだと、女性がプレゼントで選んでくれそう」

「最近お腹が出てきたので、お腹を引き締めてくれるもの。ゴムがきついものは、そういう機能があるといいかもしれない」

「やっぱり一番は、何度洗濯しても生地がしっかりしていて、肌触りの良いものがいいですね」

開発担当者より
今回は事前に、モニターの皆さまにサンプルをお送りして、日常生活で着用していただきました。

モニター会では、そのサンプルに対して、大変厳しいご意見をいただきました。
厳しい皆さまの声で、それまで先入観や前例にとらわれて商品開発をしていたのではないか、と気づくことができました。あらためて、商品開発の在りかたを見直すきっかけになりました。
また皆さまが、下着に求めていることや、傾向がわかり、それをふまえて、自信を持って、サンプルの修正につなげていくことができました。

今回のモニター会は、インナーにこだわりのある皆さまの声が聞けて、大変貴重な体験となりました。
今後はこれを糧に、先入観にとらわれず、お客さま目線での商品開発をしていきたいと思います。
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防寒肌着開発レポート たくさんの試作を重ね、方向性がみえました
防寒肌着に対する不満点 前回のアンケート結果より
アンケートにお答えいただいた方の約4割が、なんらかの不満をお持ちで、着丈の短さや、発汗時の不快感・冷え、屋外から屋内へ移動した際の気温差を指摘する声が目立ちました。

今回の開発ではアンケートの声を元に、防寒肌着の「温調」「肌触り」「あたたかさ」の3つを課題として、それぞれ違うパターンの防寒肌着をつくることを目標に、開発をはじめました。
サンプルの着心地はいかがでしたか?

開発チームはまずはじめに、防寒肌着の課題である「温調」「肌触り」「あたたかさ」のそれぞれの特長にあわせ、生地やかたちを変えた防寒肌着のサンプルを用意しました。
結果こんなにたくさんのサンプルができました。(左写真)

そして、そのサンプルを、無印良品の有志社員に配布し、2009年3月下旬から4月上旬にかけて、社内モニタリングを実施しました。

実際にサンプルを普段の生活で着て、どのように感じたかをレポートし、最適なパターンを絞り込むのが目的です。

今回はそれぞれ3つの課題別に、サンプルの特長と、モニタリングで挙がった声をご紹介します。

サンプル1 「温調」にこだわった肌着

アクリルを入れることで、あたたかさと軽さを強化した防寒肌着です。
モニターの声
「暑すぎないところが、室内でも快適に過ごせそう」
「合成繊維の肌触りの気持ち悪さがなく、一般的なカットソーと変わらなく着用できる」
「上にシャツを重ね着したら、袖がどんどん上がってきました」
「綿混率が高いので、着心地が良い」
「生地が薄いので、しばらく着ていても、何かスースーする感じでした」
サンプル2 「肌触り」にこだわった肌着

綿の混率を多くしつつ、モダールを入れることで滑らかにした、肌触りの良い防寒肌着です。
モニターの声
「ストレッチ感がほど良い。肌触りもなめらか。かたちもきれいだけど、若干透けるので、1枚では着られなくて残念。でもこれはこれでとても良いです。丈がちょうど良い。光沢感が気になるかも」
「腕のしまり具合も良く、まくり上がらない」
「少し肌にベタつきが感じられた。肌にまとわりつく感じ」
「黒い生地が、白いものと一緒に洗濯したら色移りしました」
サンプル3 「あたたかさ」にこだわった肌着

温度調節の機能がある糸を使用した防寒肌着です。
モニターの声
「胸の開きといい、フィット感といい、完璧です! あたたかさも抜群!」
「洗濯をした後に、ほこりがつきやすいのが気になりました」
「ほどよい厚さと肌触りの、あたたかさを感じました」
「かたち、素材感、あたたかさなど総合して一番良かった」
開発担当者より
アンケートのコメントから当初と思っていた以上に、防寒肌着に関して、いろいろな不満や悩みなどをお持ちの方が多くいらっしゃることが分かりました。
その中から「あたたかくない」「肌触り・着心地・静電気」「外気温度変化で不快」という視点で素材を選び、サンプル作成と共に、モニタリングで着心地を確認しました。

開発では、素材それぞれの特長が生きた良さがありますが、逆にそれがデメリットになることもあります。たとえば、「アクリルは軽くてあたたかいが、静電気が起こりやすく、素材の表面に光沢が出てしまう」ことや、「モダールの混率が高くなると肌触りは良いが、重くなる」「光沢の出てくる綿100%では、フィット感が足りないので、綿とモダール混紡にする」ということ。

さらに、モニタリングのコメント中にも良い点、不満点が出てきたことで、混率の割合を変え、試行錯誤した結果、最終的には10素材以上、約100枚ほどのサンプルをつくり検証することになりました。

今後は、「肌着なのでアウターに響かない」「アウターから見えない襟まわりの大きさ」「重ね着しても動きやすい」など、シルエットの部分もブラッシュアップしていきます。
次回予告 防寒肌着・男性下着開発レポート第2弾をお届けします

今回のモニター会&開発レポートは、いかがでしたか。
目下、男性下着開発チーム、防寒肌着開発チームはそれぞれに、モニター会やアンケートを通じていただいた、たくさんのコメントを元にして、サンプルを改善しています。

次回は、その開発途中経過を、「男性下着」と「防寒肌着」それぞれ分け、ボリュームアップしてお届けする予定です。
2009年8月下旬予定の次回更新を、お楽しみに。

アンケート結果 防寒肌着 発売