津南キャンプ場

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キャンプ場の薪のお話

20210628

皆さんこんにちは
津南キャンプ場コバヤシです。

日に日に緑が濃くなり、夏の景色が広がってきた津南キャンプ場ですが、
まだまだ夜は寒く昼は暑い寒暖差の激しい日々が続いています。

ところで、皆さんは普段のキャンプで必ずやっていることはありますか?
私は何といっても「焚火」です。
焚き火をやりにキャンプに行っているといっても過言ではありません。

暖を取るのはもちろん、調理に使ったり、
眺めているだけでリラックスできるのでキャンプ中ほとんどのキャンパーが
焚火をしているのではないでしょうか?

知っている方も多いとは思いますが、焚火には「1/fゆらぎ」という癒し効果があります。
これは一定のようで予測できない不規則なゆらぎで自然界にあふれているそうです。
水の流れる音や小鳥のさえずりにも「1/fゆらぎ」は含まれています。
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そんな焚き火に必要な薪ですが、
津南キャンプ場には現在3種類の薪をご用意してあります。
今回はそれぞれどんな特徴があるのかご紹介します。
まずは針葉樹、こちらは密度が低く油分が多いのが特徴で火付きがよく、
勢いよく燃えるので早く暖を取りたいときや着火の際の焚きつけによく使われます。
津南キャンプ場ではお隣の十日町市にある
『福祉法人なごみの家』さんに作っていただいております。
在籍している方たちが一つ一つ束にして薪にしています。
種類は主に杉(すぎ)です。
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続いて広葉樹です、
こちらは密度が高く同じサイズの針葉樹薪と比較すると重く硬いものが多いです。
ゆっくりと燃え、煙も針葉樹に比べると少ないので調理をするときにも向いています。
津南キャンプ場では栃木県にある『益子木材』さんと
新潟県上越市にある『不動生産森林組合』さんから現在は薪を作っていただいております。
『益子木材』さんの薪は主に楢(なら)で割ってから束にする前に、
一本一本棚に並べて乾燥しているそうです。
『不動生産森林組合』さんからは上越市で育った橅(ぶな)の木を伐採し、
丁寧に乾燥し薪にしています。
伐採する場所には祠があり、毎年そこでお祭りをしているそうです。
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針葉樹は割りやすくフェザースティックを作るのに向いています、
市販の着火剤を使わずに着火するのってなんだかプロっぽくありませんか?
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広葉樹は硬いのでナタではなかなか割るのは難しいですが火持ちが良いので
ゆったりとした夜の時間を過ごすことが出来ます。
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焚火をする際は薪の特徴にも目を向けてみると面白いですね、
心も体も安らぐ時間を過ごしてみませんか?
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以上、今回は焚き火と薪のお話でした。

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