野遊び(体験)+農業(食)≒自然(生活)
東京生まれの東京育ち、なのに自然が好きなんです。
「キャンプも好き」、「山も好き」、「海も好き」。要するに、自然に触れるのが好きなんです。
その中で最近ハマっているのは「農業」。
約1年半前から那須の農家の方に親しくしていただき、「農業」を体験させてもらっています。
もとから食には興味があり、食べることはもちろんですが、新卒でスーパーの鮮魚コーナーで働いていたこともあり、調理・料理することも好きで、よく友達を集めて料理をしています。
ある程度色々な自然体験をしましたが、「農業」体験を通して、「自然」・「作物」・「食」の関係をさらに理解し、そして「文化」として理解することにより、「環境(エコ)」や「健康」というものを実感できるようになった気がします。
「作物」というのは、春野菜や秋野菜のように「旬」があり、人間の「健康」にも密接な関係があります。旬の野菜を旬の時期に食べるのが「健康」にも良く、「作物」を旬でない時期に収穫できるようにしても、体が必要としていない可能性もあるのです。
そこで、冬などの作物を収穫できない季節は、干したり塩に漬けたりするなどの工夫をして、食料を確保するための工夫をしていました。そしてこの工夫がされた物が特産物となり、その土地の「伝統」や「文化」として伝えられているのです。
「自然」との関係についても、2009年の夏は冷夏や多雨により、各地で「作物」に影響が出ているというニュースや話を聞きましたが、我々が田植えをした田んぼは、2008年の収穫後から土づくりを行い、時間と労力をかけたおかげで、2009年もおいしいお米を収穫することができました。そしてそのお米を食べることによって体調自体も良くなり、自分の体と「健康」が作られていくという実感を持てたことで、「作物」を通して「自然」を自分自身に取り入れてきたという人間の当たり前の営みのようなものを、本当に有り難いこととして再認識できるようになりました。
「農業」に携わることにより、「自然」と「食」が密接につながり、「自然」が体験の場だけではなくなったことにより、自分の「生活」の一部になった気がしています。さらに「生活」に結びつくことにより、「環境(エコ)」というものを身近に考えることができるようにもなりました。
さっ、早く田舎に遊びに行って、旬のおいしいものを食べに行かないと。
今おいしいものは、何かな~。楽しみです!