最新情報 > キャンプ場最新情報 >
キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/05/17

津南キャンプ場 動植物最新情報NO.1

 

 

 津南キャンプ場は春から夏にかけては、山菜の宝庫となります。特に春は山菜の中でも人気のある「タラノメ」や、数々の調理法でいただける「ウド」など、採るのも食べるのも楽しめる山菜が数多く出ます。今年は暖かい気候で雪解けも早かったために、山菜も例年に比べて顔を出すのが早くなっているようです。今回はここ津南キャンプ場から、今が旬な山菜の最新状況を、その特徴を交えながらお届けします。

 
 
タラノメ
この時期はキャンプ場のGサイト周辺で良く見られます。

人気の山菜で、天ぷらにすれば格別。成長が早いので、採る時期を逃すとかなり大きくなりますがまだ採れ頃のものはありますよ。
 
ウド
キャンプ場内では15〜20cmの高さに成長しています。

独特の臭いがありますが、様々な食べ方で知られる代表的な山菜です。津南町では生で食べたり、煮物にして食べることが多いです。
   
 
コゴミ(クサソテツ)
ピークは過ぎましたが、まだキャンプ場内で群生している場所もあります。

コゴミはよく和えものにして食べられますが、津南町では軽く湯がいて、マヨネーズや醤油をかけて食べます。
 
   ふきのとうがすっかり大きくなり花を咲かせているこの時期、またひとつ人気の山菜が顔を出し始めます。アクヌキに手間がかかり、素手で取るとすぐ手が真っ黒になってしまうあの山菜です。そう、ワラビです。ワラビの登場を、首を長くして待っていらっしゃった方も多いと思います。今年はほかの山菜と同様、例年より早く始まりました。まだ小さいものがやっと頭を上げている程度ですが、これから太陽に照らされてぐんぐん成長し、キャンプ場内のあちらこちらに群生します。
   
 
ワラビ
ピークは5月中旬〜6月中旬です。今はCサイトで出始めた程度です。

ワラビ特有の香りと、ちょっとぬめりのある食感を楽しむことができます。いろんな料理に使うことができます。
   
   いざワラビを料理する時に、待っているのは「アクぬき」です。ここからはワラビのことを知っている人にも、よく知らない人にもタメになる、アクぬきの代表的な方法をご紹介します。

1. 穂先を捨て、片手に握れるくらいに束ね、根元に灰(ワラ灰がベスト)を塗っておく。
2. まず鍋の底に灰をふり、ワラビを並べてまた灰をふるのを繰り返す。1番上の灰をふってから、濡れた新聞紙をのせて浮かないようにする。
3. 重曹・焼きミョウバン・塩を少し入れた熱湯をまんべんなく注ぎ、一晩そのままにして冷ます。
4. ワラビを取り出し、水洗いをすればアクぬき終了です。
灰はダンボールや新聞紙、または落ち葉などの灰なら何でも良いです。
これからキャンプ場では、ワラビがどんどん増えていきます。ワラビ採りはもちろん、コゴミやタラノメなど、ピークは過ぎているけどまだ採れるものや、これから旬になるウドなど、たくさんの山菜採りを楽しんでみませんか。皆様のご来場をお待ちしております。
   
  ※写真はすべて5月10日(金)に撮影

レポート:津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮



無印良品 無印良品キャンプ場 良品計画企業情報
copyright MUJI Campground
最新情報 > キャンプ場最新情報 >