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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/05/31
南乗鞍キャンプ場 管理釣り場
フライ・ルアー専用池 最新情報NO.3

 
 フライ・ルアー専用池の周りでは、木々の緑がさらに濃くなり、ワラビも顔を出し始めました。前回のレポート時よりもいっそう春らしい景色になっています。
 
調査日時 2002年5月21日(火) 午前11時〜午後2時頃
晴れ
18℃
流れ込みで7℃、水深約3mで13.5℃
羽化状態 ユスリカ、ブユ、アブ
使用タックル ロッド MUJIオリジナルロッド8'6"♯5
リーダー4X12ft、7X12ft
使用フライ MSC♯11、スタンダードミッジ♯24、アダムス♯12
 
   今回の調査では、最初、前回と同様に大型のドライフライ(アダムス♯12) を投げ込んでみましたが、全くといっていいほど反応がありません。そこですぐにフライを池の周りを飛んでいる、ブユやユスリカの体長に合わせたもの(スタンダードミッチ♯24)にチェンジしました。それでもいつもに比べると反応がしぶく、イマイチです。

 思いきって沈めるフライに変えました。一般的に管理釣り場で有効なオリーブ系のMSCです。オモリは付けずに、フライの重みだけで沈めてゆっくりと引っ張りました。
   
 
オリーブ系のMSC

キャンプ場のショップで販売しています。リーダー4Xに直結しました。
   
 

 何度か引っ張ると、「ガツン」と魚がフライを咥えた感触が手に伝わったので、慌てずにロッドを立てて合わせました。あまり手応えが感じられなかったので、それほど大きな魚ではないと思いリールを巻き上げたその瞬間!立てていたロッドが水面と平行になるほどしなり、もの凄い勢いで引っ張られ始めました。

   
力強さを見せつけてくれたニジマス
 

これがリールをうならせ、十数メートルも走った大物。その動きは、力強く重みがあって迫力いっぱいでした。
 
   慌ててロッドを立て直すやいなや、リールが音をたて、ラインが出ていきました。何と十数メートル先の対岸のデッキまで、一気にレインボーが走ったのです。時には頭を振って必死にフライを外そうとしたり、またあきらめずに力強く走り続けるレインボーは、まるでロケットのようでした。その素晴らしいファイトに、思わず鳥肌がたつほどでした。
   
  その他、今回釣れたレインボー(ニジマス)たち
 

体長34cm前後のレインボー。今の時期、キャンプ場のフライ・ルアー池では、このサイズが良く釣れます。
 
下アゴが突き出し、いかつい顔つきは男そのもの。産卵期なのか真っ赤に染まったえらぶた。魚体も美しかったです。


  池周辺の様子もご覧ください。
   
 
顔を出したワラビとフキノトウ

キャンプ場も春の色がさらに濃くなっています。
 
高根村の花「ヤナギラン」

夏になると花を咲かせます。
 
※次回は6月7日(金)にお届けする予定です。

レポート:南乗鞍キャンプ場教室担当 播摩 和之



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