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津南キャンプ場便り NO.11
 

「キャンプ場に新しく仲間入り」
 今年6月、津南キャンプ場にアイガモが20羽、子山羊が4頭仲間入りしました。子山羊は、昨年からキャンプ場にいる山羊が産んだもので、今回4頭が誕生しました。昨年キャンプ場クローズ時期にも2頭が生まれているので、子山羊は合計6頭。元気に愛敬を振りまいています。

 
 この山羊は、古くは長崎県西部海岸、五島列島を中心に広く飼われていた小型の在来種で、一般にシバ山羊といわれています。もともと食肉用として飼われていたようですが、現在は畜産学や医学の研究に活躍しています。毛は白色で、角があり、雄には髯があります。体型は小型で、成体重で30〜40kg程度。生まれたばかりの山羊は小犬より少し大きいくらいで、とても可愛らしいものです。今、一生懸命に母親のお乳を飲んで大きくなろうとしています。
 
 最近ではなかなか見かけなくなった山羊に、おそるおそる草を与えているお子様達を拝見しました。動物に触れる機会が少なくなった今、こわがったり、興味がなかったりするのではないかと心配していましたが、やさしい気持ちで可愛がっていただいているのを見ると、ほっとした気持ちになります。
 
 キャンプ場のこの小さな新入りたちは、仲間入りしてまだ間もないものの、今ではキャンプ場一の人気物です。かわいい盛りの姿を一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。私たちスタッフと動物たちが、皆さまのご来場をお待ちしています。
 

レポート:津南キャンプ場スタッフ 山田賢司



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