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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/04/04

津南キャンプ場便りNO.2

「暖かい陽射しで雪解けは順調。雪解け情報(2)」

山伏山です。最近は天候に恵まれたために、頂上付近の岩肌が顔を出しています。

 
  里では春の花たちが一斉に花を咲かせる季節となりました。キャンプ場の草花も春を待ち望んでいる事でしょう。現在、キャンプ場の積雪は約3mです。前回お届けした時と比べ、約50cm〜60cm解けています。

  4月に入りさらにキャンプ場の雪解けは進んでいます。春の暖かい陽気が幸いしてか、地元の集落周辺では「ニリンソウ」や「タチツボスミレ」の開花が始まりました。GWの頃にはキャンプ場も花と新緑の香りに包まれることでしょう。ご来場の際はぜひ春に包まれたキャンプサイトで、大きく深呼吸をしてみて下さい。胸にいっぱいの春を感じていただけると思います。今回も足早に春が近づいているキャンプ場から、最新の雪解け情報をお送りします。




●津南キャンプ場、現在の様子をご覧ください●



キャンプサイトはまだ雪に覆われていますが、日に日にサイトの雪解けの速度は速まっています。
 


センターハウスの側面も、ようやく半分ほど顔を出しました。周りの除雪も順調に進んでいます。


  現在私たちスタッフは、センターハウスの除雪を行なっています。ホースと散水用の蛇口を使って周辺の雪を解かす作業です。2週間ほど前は、水温と外気温が共に低かった為、あまり進展がありませんでしたが、その後日中の天候に恵まれ最高気温も15度位まで上がる日が続きました。今現在はサイト内で毎日6〜7cm位のペースで雪が解けており、センターハウス周辺で行なっていた散水作業も順調に進んでいます。このままのペースでいけば、1か月後には日陰や遊歩道の一部に雪が残るだけだと思います。今後も細かく消雪および除雪状況をお届けしていきます。


スコップにホースを固定し、水でセンターハウス周辺の雪を解かします。天気の良い日は暖かい陽射しも加わってさらに雪解けが進みます。
 


山伏山森林公園方面を撮影。薬師湖はまだまだ雪で覆われていますが、流れ込みのところは日に日に解けています。


  春の陽気な青空の下、ふもとの寺石集落の道端で「ニリンソウ」が、可憐な花びらを一生懸命に広げていました。昨年よりも少し遅い開花ですが、キャンプ場に春の訪れを教えてくれる代表的な草花です。同じく「タチツボスミレ」もさまざまな場所で見ることができました。「ニリンソウ」はキャンプ場場内ではほとんど見られず、登って来る道路の脇で所狭しと花を咲かせている様子を見ることが出来ます。花と葉をおひたしにして食べる地域もありますが、あまりおすすめはできません。なぜなら、猛毒のトリカブトに非常に似ているからです(花はまったく別もので、葉が非常に似ています)。決して食べるのではなく、写真に撮ったり、押し花にしてお楽しみいただくことをお勧めします。



ニリンソウが真っ白な花を咲かせました。他の草花に先駆けて、私たちに春の到来を教えてくれます。
 


華麗なタチツボスミレです。キャンプ場の麓には、遅い春がようやく訪れたようです。キャンプ場ももうすぐです。


  長い冬を越えて、キャンプ場に春を迎える準備が着々と進んでいます。私たちスタッフもたくさんの笑顔に出会うことを楽しみに、一丸となって作業を行なっておりますので、もう少しだけお待ち下さい。

  次回は幹線道路の除雪作業風景などもあわせてお届けできると思います。春はもうすぐそこです。


※次回、「津南キャンプ場便りNO.3」は4月11日(金)にお届けする予定です。

レポート:津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮



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