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キャンプ場最新情報 2002 掲載日:2002/09/06

動植物最新情報NO.6/津南キャンプ場
「秋の虫の声に耳を澄ましてみませんか?」

  ここ津南キャンプ場では、この時期たくさんのススキが出始め、場内および周辺が秋の様相に変わりつつあります。昼間はまだ残暑が残り暑い日もありますが、夕方から夜にかけては涼しい風が吹き、秋の夜長を心地よく過ごしていただける時期でもあります。さらに耳を澄ませば、秋の深まりを知らせてくれているかのような「秋の虫」たちの美しい合唱が聞こえてきます。そこで今回は、キャンプ場で出会える秋の虫たちの種類および鳴き声をご紹介します。



キャンプ場で出会える秋の虫たちをご覧ください

コオロギ(写真はエンマコオロギ)

鳴き声:『コロコロコロコロ、リーリー♪』



  コオロギは「スズムシ」と同様、秋にはおなじみの虫ですね。キャンプ場にはたくさんの種類のコオロギと出会うことができます。写真でご紹介する「エンマコオロギ」のほか、「クマコオロギ」、「ツヅレサセコオロギ」など。種類が違うと、もちろん鳴き声も異なります。いろんな鳴き声が合わさり、まるでコオロギのオーケストラを聞いているかのような気分にさせてくれます。


ヒメギス

鳴き声:『ツルルルルル、ツルルルルル♪』



  キャンプ場の至るところで鳴き声を聞くことができます。湿った草原を 好み、体は黒ずんだ褐色のものが多いのですが、写真のように緑色のもの もいます。夏から初秋にかけて多く見られます。人が近づいてもあまり気 にすることなく鳴いているので、羽と足をこすりながら鳴いている様子を 見ることができます。


ウスイロササキリ

鳴き声:『シリシリシリシリシリシリシリ♪』



  このウスイロササキリは昼間に鳴いていることが多い虫です。平地の方 では年に2回見ることができますが、比較的標高が高いキャンプ場では夏から秋にかけてのみ成虫が現れます。触角と足が長く、他の虫たちと比べて体はスマートです。人の気配を感じると『ドテ、ドテ、ドテ』と慌てて跳ねていきます。その姿はとてもコミカルで、面白いですよ。


キリギリス

鳴き声:『ギーチョン、ギーチョン♪』



 キリギリスは知らない人はいないぐらいおなじみの虫です。丈の高い草むらに多く棲んでおり、キャンプ場でもサイトの周りや草むらで大きな鳴き声を聞くことができます。肉食で力強いあごを持っているので、もし捕まえる時は噛まれないように注意してくださいね。


 気候も過ごしやすく、アウトドアライフをお楽しみいだだくには絶好 の秋には、ぜひキャンプ場にご来場いただき、「虫たちのオーケストラ」 に耳を傾けてみませんか。都会では決して味わえない秋の夜長を、満喫 していただけると思います。

レポート:津南キャンプ場スタッフ 高橋 亮



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