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キャンプ場最新情報 2003 掲載日:2003/10/24

南乗鞍キャンプ場便りNO.26

「管理釣り場が冬越え支度を開始!」

 
おかげさまをもちまして、よく釣れるという活性が高い状況のまま、今シーズンのフライ・ルアー専用池の営業を終えることができました。また来春からニジマスたちとのファイトをお楽しみいただけるように、クローズ直後から冬越え支度の準備を進めております。今回はその模様をお届けします。



  今年の夏は、冷雨続きのおかげで水温の異常上昇もなく、フライ・ルアー専用池に泳ぐトラウトたちにとっては快適な毎日でした。キャンパーの皆様にとっては、少々辛い夏だったかもしれませんね。



この日は天気がよく、あちらこちらで、 ライズを繰り返していました。
 


フライ・ルアー専用池では、マユミの 紅葉が見頃。桃色の実が可愛いですね。 後は、乗鞍岳です。



  私たちは、釣り場の営業終了をしたこれからが本腰を入れる時です。なぜなら11月中旬〜4月中旬までの半年間、結氷する池の中でじっと冬越えできるようなトラウトたちの体をつくらなければならないからです。「体づくり」と大袈裟な書き方をしましたが、ひと言でいえば、「通常の2倍近くのエサを与える」ということです。




35〜60pに成長したトラウトたち。「ご 飯をもっと!」と催促し、足元に群がり ます。



  釣り人がいなくなった今では、警戒心が薄れ、私たちが池に近づくと近寄ってきます。エサをもらえると認識しています。そんな姿を見るとかわいらしく思え、ついついエサを与えすぎてしまいます。ふと足元に目をやると、こんな大物がいたのかと思うほどの大きなトラウトも見え、私たちに会えることを楽しみにしているようです。先日は、アメリカンフットボールのようなプロポーションのトラウトを見て興奮しました。そして、どうしたら、すべてのトラウトたちがあんな体型に育つのだろうかと苦悩するのです。



たくましく成長しているトラウトたちです


わずか30分の間に顔を見せてくれたレインボー。順調に太っています。安心しました。


 





 






  来年も、よく走るヒレピンのレインボートラウトらしいレインボートラウトを、幼魚のうちからじっくりと育てていきます。皆さんのご意見も取り入れ、ご満足のいくトラウトを提供し続けたいと思っておりますので、小さな情報でもどんどんお寄せください。今年度もたくさんのご利用をいただき、本当にありがとうございました。




今では、池の辺にまで動物が近寄って きます。おそらくイノシシがミミズ を探した跡です。
 


餌釣り専用池のナナカマド。この赤い 実を焼酎浸けにするとおいしいとか。

レポート:南乗鞍キャンプ場教室担当 播摩 和之



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